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作家 阿部暁子さん講演会〜文学の国いわて〜
2025.12.05
石川啄木や宮沢賢治など、優れた作家の出身地でもある岩手県。
文学作品により親しみ、創作意欲を高めてもらうために「文学の国いわて」という取り組みがあることをご存知でしょうか。
今回は岩手県出身の作家 阿部暁子さんの講演会の様子をお届けします。
※放送時点の情報です。
講演会の様子
平成30年度から続く岩手県の取り組み「文学の国いわて」。
今年は“文学とくらす、文学がてらす、いわて”をコンセプトに岩手県に住む作家の阿部暁子さんによる講演会が盛岡市で行われました。

花巻で過ごした幼少期

阿部さんは今年の本屋大賞に選ばれた「カフネ」の作家として注目を集めています。
そんな阿部さんは花巻市出身。子どものことから本に親しんでいたと言います。
作家 阿部暁子さん
幼少期はよく花巻図書館で本を読んだり、ぎんどろ公園で遊んだりしていました。
だんだんと学校の図書室にある児童書を読むようになり、中でもクレヨン王国シリーズがお気に入りで両親に買ってもらうこともありました。

小説を書き始めるきっかけ

阿部さんのターニングポイントとなったのは同じ岩手県出身の作家 高橋克彦さんの「炎立つ」でした。
作家 阿部暁子さん
「炎立つ」を読んでから歴史に興味が出てきて、自分の中に生まれたストーリーを形に残したいと初めて書いた小説が義経と頼朝を題材とした小説でした。

「カフネ」の料理について

阿部さんの最新作「カフネ」で重要な役割を果たすのは、登場人物の心と体を癒す【料理】です。
作家 阿部暁子さん
「カフネ」ではさまざまな料理が出てきますが、実は私はあまり料理が得意ではないので、作るよりも作ってもらいたい側なんです。
なので、物語の中でここでこんな感じの料理が出てきたら素敵だなということを想像しながら書いていきました。

コロナ禍での執筆

コロナ禍で執筆したからこそ込められた想いが「カフネ」にありました。
作家 阿部暁子さん
生活が脅かされて生活することや生きることについて考えるようになりました。
生きることの根源に食べることがあると気づいて、それをテーマに執筆しようと決めました。
誰もが必死に生きていることや、少し未来がよく思えない局面でも何か希望を見出せないかという思いで書いたのが「カフネ」です。

作家になってから活きている経験

作家 阿部暁子さん
雪かきが役にたっているかもしれないです。
雪がなくなるまで地道に作業を進めなければいけないのが執筆と似ています。物語が出来上がれば面白いですが、そこに至るまで一行一行書き進める必要がありますからね。
講演会では阿部さんのお話のほか、講談社の担当編集者さんやさわや書店の方を交えてのクロストークも行われました。
本にまつわる裏話の連続に、お客さんも興味深く耳を傾けていました。
お客さんからは「阿部さんのお人柄が溢れていて、言葉使いの一つ一つも面白く聞かせてもらいました」「作家さんと編集者さん揃っての講演会を聞けることはなかなかないのでさまざまな話を聞けて楽しかったです」と好評の声がたくさん。

講演会は終了しましたが、岩手県にゆかりのある作家による、小説を書くことに興味を持っている県内の生徒・学生向けのオンライン聴講も予定しています。
これを機に読書を始めたり、自分の考えやストーリーを文字にしてみてはいかがでしょうか。
動画はこちら!
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テレビ岩手で
月曜~木曜:午後4時45分~午後5時53分
金曜:午後3時50分~午後5時53分
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