
#18 いわて里山散歩|2025年10月
2025.11.05
里山大好きライターの不定期連載「いわて里山散歩」。
今回は2025年10月の里山のキノコ・植物などの様子をお届けしよう。
※天候や大人の事情で更新が滞る可能性があります。ご了承ください。
※筆者はキノコ/山菜の専門家ではありません。この記事の情報だけでキノコ/山菜の同定を行うのは絶対におやめください。
今回は2025年10月の里山のキノコ・植物などの様子をお届けしよう。
※天候や大人の事情で更新が滞る可能性があります。ご了承ください。
※筆者はキノコ/山菜の専門家ではありません。この記事の情報だけでキノコ/山菜の同定を行うのは絶対におやめください。
ライター:イグチ アイコ
クマがやばい
幸い筆者宅周辺では、特別クマの異常行動があったという情報は無い。
そのため例年より行動範囲を狭めながらも、まだ今のところは山の散策を継続しているわけだが、なんだか「今までと違う」と感じることが少しずつ増えている気がする。
まずは近所でイノシシの目撃情報があった。
イノシシはクマのように連日ニュースになったり、自治体から通知が来たりしないのであまり注目されていないのだが、実はクマが目撃されるより異常事態である。
クマはここ数年、市街地への出没や被害が深刻化したので騒がれるようになったが、昔から普通に居た。近所の果樹園でクマ避け対策をする音を子供の頃から聞いている。
一方イノシシは2011年頃までは岩手ではほとんど存在が確認されていなかったのだ。年々範囲を拡大しているという話は聞いていたが、ついに取り囲まれてしまったようである。まだこの目では見てはいないが。
シカもやばい。
昔は沿岸の五葉山あたりまでしか生息しておらず、子供の頃にわざわざ鹿ウォッチングをしに行ったものだ。
今ではもう内陸でも当たり前にゴロゴロ居る。そしてどんどん勢力を増しているようだ。
幸い筆者宅周辺では、特別クマの異常行動があったという情報は無い。
そのため例年より行動範囲を狭めながらも、まだ今のところは山の散策を継続しているわけだが、なんだか「今までと違う」と感じることが少しずつ増えている気がする。
まずは近所でイノシシの目撃情報があった。
イノシシはクマのように連日ニュースになったり、自治体から通知が来たりしないのであまり注目されていないのだが、実はクマが目撃されるより異常事態である。
クマはここ数年、市街地への出没や被害が深刻化したので騒がれるようになったが、昔から普通に居た。近所の果樹園でクマ避け対策をする音を子供の頃から聞いている。
一方イノシシは2011年頃までは岩手ではほとんど存在が確認されていなかったのだ。年々範囲を拡大しているという話は聞いていたが、ついに取り囲まれてしまったようである。まだこの目では見てはいないが。
シカもやばい。
昔は沿岸の五葉山あたりまでしか生息しておらず、子供の頃にわざわざ鹿ウォッチングをしに行ったものだ。
今ではもう内陸でも当たり前にゴロゴロ居る。そしてどんどん勢力を増しているようだ。

写真は9月にミズの実を採りに行った際に撮影したものだが、おそらくシカによってかなり食べられた跡があり、あわや1粒も採れないのではとヒヤヒヤした。去年まではこんな状態ではなかった。

こちらは10月に近所の森で撮影したものだが、これが今年一番異変を感じた写真である。
栗の実が全く落ちていないのだ。例年ならこれだけイガが落ちていたら周りにたくさん実が落ちているはず。
よく管理された公園とかであれば、クマ対策で人間が片付けることもあると思うが、ここはそこまで管理されているとは思えない場所なのだ。
クマによるものか、イノシシによるものか、はたまたとんでもなく食いしん坊な栗ジャンキーが拾いに来たのか……理由は分からないが不気味である。
筆者は数年前まではどちらかというと動物の駆除には消極的な考えで、捕獲されたクマが山に還されたと聞くと安堵していたのだが、最近の研究によると一度人里に降りることを覚えたクマはまた人里に戻ってくるだけではなく、子グマにも人里に降りることを教えてしまうそうである。中途半端な優しさはかえって不幸なクマを増やすことなのかもしれないと、以前よりいろんな角度から考えるようになった。
逆に行き過ぎた駆除は、むしろ人間の首を締めることになるのではないかとも考えている。全ての生き物は必ずどこかで繋がっている。バランスが崩れればその皺寄せが何らかの形で現れると思えてならない。
というより、バランスはもう既に崩れてしまっているのだろう。もう崩してしまった以上、しっかり管理するのが人間の責任ではないだろうか。たとえそれが残酷に見える対処だとしても。
我ながらどっちつかずな意見だと思うが、最善の道はいつだって白か黒ではなく、灰色をしているものだ。
批難を浴びながらも責任ある対応をしてくださっている皆様には、いくら感謝しても足りない。
前置きが長くなってしまったが、そんな里山の観察の中で見つけたキノコや動植物を今月も紹介しよう。
栗の実が全く落ちていないのだ。例年ならこれだけイガが落ちていたら周りにたくさん実が落ちているはず。
よく管理された公園とかであれば、クマ対策で人間が片付けることもあると思うが、ここはそこまで管理されているとは思えない場所なのだ。
クマによるものか、イノシシによるものか、はたまたとんでもなく食いしん坊な栗ジャンキーが拾いに来たのか……理由は分からないが不気味である。
筆者は数年前まではどちらかというと動物の駆除には消極的な考えで、捕獲されたクマが山に還されたと聞くと安堵していたのだが、最近の研究によると一度人里に降りることを覚えたクマはまた人里に戻ってくるだけではなく、子グマにも人里に降りることを教えてしまうそうである。中途半端な優しさはかえって不幸なクマを増やすことなのかもしれないと、以前よりいろんな角度から考えるようになった。
逆に行き過ぎた駆除は、むしろ人間の首を締めることになるのではないかとも考えている。全ての生き物は必ずどこかで繋がっている。バランスが崩れればその皺寄せが何らかの形で現れると思えてならない。
というより、バランスはもう既に崩れてしまっているのだろう。もう崩してしまった以上、しっかり管理するのが人間の責任ではないだろうか。たとえそれが残酷に見える対処だとしても。
我ながらどっちつかずな意見だと思うが、最善の道はいつだって白か黒ではなく、灰色をしているものだ。
批難を浴びながらも責任ある対応をしてくださっている皆様には、いくら感謝しても足りない。
前置きが長くなってしまったが、そんな里山の観察の中で見つけたキノコや動植物を今月も紹介しよう。
10月のキノコの様子
冒頭にも記載したように、いつもより行動範囲を狭めていることと、タイミングがあまり合わなかったこともあり、今年は全体的に収穫量少なめだ。
そんな中でも、例年より多く見つけることが出来たのが……
そんな中でも、例年より多く見つけることが出来たのが……

「マツタケ」である。自分で発見したものでは過去一番の量かもしれない。
と言っても筆者が知っているポイントは1箇所だけなので、本格的なキノコハンターから見たら笑ってしまう量だとは思うが、
と言っても筆者が知っているポイントは1箇所だけなので、本格的なキノコハンターから見たら笑ってしまう量だとは思うが、

ごく普通の一般家庭の筆者にとっては、金ではなかなか買えない量。大満足である。
炊き込みご飯や茶碗蒸しなどにして、秋の味覚を堪能させてもらった。
炊き込みご飯や茶碗蒸しなどにして、秋の味覚を堪能させてもらった。

「ホンシメジ」もタイミングが当たってそこそこの数をゲット。
10月の頭だったので、きっとまだ出るだろうと思い、翌週同じポイントへ行ってみると……
10月の頭だったので、きっとまだ出るだろうと思い、翌週同じポイントへ行ってみると……

ほぼ同じ場所で、上の写真のキノコを発見。
「やったー!またホンシメジだ!!」と柄に手を伸ばした瞬間ーー
「やったー!またホンシメジだ!!」と柄に手を伸ばした瞬間ーー

ボロリと簡単に崩れてしまった。残念ながらこちらは「クサウラベニタケ」だったようである。
昨年は別のキノコと比較して紹介したが、ホンシメジにもここまで似ているケースがあるようだ。さすが中毒例の多い毒キノコである。
昨年は別のキノコと比較して紹介したが、ホンシメジにもここまで似ているケースがあるようだ。さすが中毒例の多い毒キノコである。

昨年初めて見つけた「ショウゲンジ」を今年も発見! ただし状態が良いものは1本のみ。
クマを警戒してキノコ採りに人気のエリアばかり行っていたので、ライバルに先を越されてしまったのかもしれない。こればかりは仕方がない。
クマを警戒してキノコ採りに人気のエリアばかり行っていたので、ライバルに先を越されてしまったのかもしれない。こればかりは仕方がない。

こちらも数は少ないが立派な状態を見つけられた「クギタケ」。
筆者が普段よく見るクギタケは全体が薄茶色をしているのだが、今年見つけたものは何とも言えない独特な色をしている。
クギタケは傘の中心に突起があることが多いので、私はその形状が名前の由来と思っていたのだが、この色を見て父が「釘らしい色」と一言。なるほど、もしかしたらこの色が本来のクギタケで、私がよく見かけるものは亜種なのかもしれない。
筆者が普段よく見るクギタケは全体が薄茶色をしているのだが、今年見つけたものは何とも言えない独特な色をしている。
クギタケは傘の中心に突起があることが多いので、私はその形状が名前の由来と思っていたのだが、この色を見て父が「釘らしい色」と一言。なるほど、もしかしたらこの色が本来のクギタケで、私がよく見かけるものは亜種なのかもしれない。

「クロカワ」はあまりタイミングが合わず例年よりは少なめになったが、たくさんポイントを知っているのでそれなりに楽しむことができた。

後日、またまたクロカワ発見!と思ったら、どっこいこちらは「ヤギタケ」。昨年と全く同じ勘違いをしてしまった。
ところが今年はさらにもう1段階、新たな展開があったのである。
ヤギタケを数本収穫して帰宅した後、下処理をしていると……
ところが今年はさらにもう1段階、新たな展開があったのである。
ヤギタケを数本収穫して帰宅した後、下処理をしていると……

収穫時には全く気が付かなかったが、明らかに違う種類が混ざっている。
この時は傘裏が白いヤギタケだけを残し、右の赤みがかった方は捨ててしまったのだが、翌週同じポイントに行くと……
この時は傘裏が白いヤギタケだけを残し、右の赤みがかった方は捨ててしまったのだが、翌週同じポイントに行くと……

またしても発見。左がヤギタケで右が問題のキノコ。しかも今回は立派な状態で大量に生えていた。これは見過ごせない。
散々調べてなんとか「ウスアカヒダタケ」という種類であろうことを突き止め、かろうじて「可食」という情報は見つけた。ところがそれ以上の情報がほとんど出てこない。普通食べられるキノコは食べ方の情報まで出てくるものなのに。
散々調べてなんとか「ウスアカヒダタケ」という種類であろうことを突き止め、かろうじて「可食」という情報は見つけた。ところがそれ以上の情報がほとんど出てこない。普通食べられるキノコは食べ方の情報まで出てくるものなのに。

ならば実際に食べて確認してみようではないか。(マネしないでください)
同じ日に採れたショウゲンジとクギタケと共に、試しに1本だけホイル焼きにしてみた。
結果は意外にも、ウスアカヒダタケが一番美味しかった。
ショウゲンジは主に食感を楽しむキノコだし、クギタケもクセがなくていろんな料理に合わせやすいタイプというのもあるが、ウスアカヒダタケが一番しっかりとキノコの風味を感じられた。
というか、味も食感もほぼ市販のヒラタケである。これだけ美味しいのにほとんど情報が無いということは「わざわざ採って食うほどのものじゃない」ということなのかもしれない。
とはいえ未知のキノコが美味しかったのはやはり嬉しい。
これに味をしめて、今回は他にも今まで手を出してこなかったキノコを食べてみることにした。
同じ日に採れたショウゲンジとクギタケと共に、試しに1本だけホイル焼きにしてみた。
結果は意外にも、ウスアカヒダタケが一番美味しかった。
ショウゲンジは主に食感を楽しむキノコだし、クギタケもクセがなくていろんな料理に合わせやすいタイプというのもあるが、ウスアカヒダタケが一番しっかりとキノコの風味を感じられた。
というか、味も食感もほぼ市販のヒラタケである。これだけ美味しいのにほとんど情報が無いということは「わざわざ採って食うほどのものじゃない」ということなのかもしれない。
とはいえ未知のキノコが美味しかったのはやはり嬉しい。
これに味をしめて、今回は他にも今まで手を出してこなかったキノコを食べてみることにした。

まずは「ホコリタケ」。幼菌ならば食べられることは以前から知っていたのだが、これまで何度も見つけているのに食べたことはなかった。
理由は上の写真のように、幼菌の頃は白い粉に覆われていることと……
理由は上の写真のように、幼菌の頃は白い粉に覆われていることと……
成長するとこのように中が胞子でいっぱいになるからだ。いくら幼菌でも中も粉まみれじゃないかと警戒してしまう。
食べ方を調べてみると、外側の皮が硬いので剥いて調理するとのこと。
食べ方を調べてみると、外側の皮が硬いので剥いて調理するとのこと。

成外側の白い粉を洗い落としてみると、なるほどお菓子のメントスのようなコーティングがある。
根気よく皮を剥がしていくと、中はマシュマロのようにフワフワ。割っても中が粉まみれということはなかった。
根気よく皮を剥がしていくと、中はマシュマロのようにフワフワ。割っても中が粉まみれということはなかった。

これをバターと塩コショウで炒めてみた。
あ!美味しい!
バターと塩とコショウの味がする!!!
結論としては、ただ手間がかかるばかりで特にキノコの味はしないので、もう食べることは無いだろう。
あ!美味しい!
バターと塩とコショウの味がする!!!
結論としては、ただ手間がかかるばかりで特にキノコの味はしないので、もう食べることは無いだろう。

続いてのチャレンジは「カラカサタケ」。数年前に大発生していたことがあり、その際に調べて食べられることは知っていたのだが……キノコに多少詳しい人なら分かっていただけると思うが、この手の形状のキノコはほぼ猛毒キノコなのだ。見分けるための特徴はあるとはいえ、やはり食べるのは勇気がいる。
一番の特徴はこの丈夫な傘。握っても元に戻ることから「ニギリタケ」という別名もあるそうだ。
他にもキノコの大きさや、傷つけた時に色が変わるか否かなどで毒キノコと区別するのだが、幼菌は特に見分けがつきづらいので注意が必要とのこと。
念入りに特徴と見比べて、まず間違いなさそうなのでいざ実食。柄はオリーブオイルでソテーし、傘は天ぷらにしてみた。
これは……!!本当に美味しい!!!
特に柄のソテーの方が気に入った。風味はポルチーニ系の洋風な味わいで、かつシャキシャキとした歯応え。ヤマドリタケモドキなどポルチーニ系のキノコは風味は抜群に良いのだが、食感はあまり楽しめないキノコなので、私としては理想的なキノコだった。
欧米では「パラソルマッシュルーム」と呼ばれて親しまれているキノコとのことだが、日本ではあまり知られていないのは洋風な風味だからだろうか?
気になるのでさらに調べてみる。ポルチーニやモリーユ(アミガサタケ)は輸入物の通販ページとかがいくつかヒットするのに対し、パラソルマッシュルームの販売ページは全然出てこない。
どうやら欧米でもキノコ狩り愛好家の間で人気という程度のようだ。そして欧米でも秋には毎年中毒者が出てニュースになるらしい。
「これだけ絶賛しておいてどの口が言うのか」という感じだが、くれぐれもマネして食べないでいただきたい。
食べられないキノコたちも、今回もたくさん目を楽しませてくれた。
他にもキノコの大きさや、傷つけた時に色が変わるか否かなどで毒キノコと区別するのだが、幼菌は特に見分けがつきづらいので注意が必要とのこと。
念入りに特徴と見比べて、まず間違いなさそうなのでいざ実食。柄はオリーブオイルでソテーし、傘は天ぷらにしてみた。
これは……!!本当に美味しい!!!
特に柄のソテーの方が気に入った。風味はポルチーニ系の洋風な味わいで、かつシャキシャキとした歯応え。ヤマドリタケモドキなどポルチーニ系のキノコは風味は抜群に良いのだが、食感はあまり楽しめないキノコなので、私としては理想的なキノコだった。
欧米では「パラソルマッシュルーム」と呼ばれて親しまれているキノコとのことだが、日本ではあまり知られていないのは洋風な風味だからだろうか?
気になるのでさらに調べてみる。ポルチーニやモリーユ(アミガサタケ)は輸入物の通販ページとかがいくつかヒットするのに対し、パラソルマッシュルームの販売ページは全然出てこない。
どうやら欧米でもキノコ狩り愛好家の間で人気という程度のようだ。そして欧米でも秋には毎年中毒者が出てニュースになるらしい。
「これだけ絶賛しておいてどの口が言うのか」という感じだが、くれぐれもマネして食べないでいただきたい。
食べられないキノコたちも、今回もたくさん目を楽しませてくれた。

こちらは以前にも一度紹介したことがある「チシオタケ」。前回は現場を離れてから正体に気付いたため、その名前の由来である血のような液体を撮影できずに終わってしまったが、今回はバッチリ撮影してきた。
うーーーん、痛々しい。
うーーーん、痛々しい。

あまりキノコが見つからず、ガッカリしていたところに突如現れたこちらは「コスリコギタケ」というらしい。
右側の大きいものは10cmほど高さがあり、これでも十分に存在感があったのだが、もっと大型の「スリコギタケ」という30cmにもなる種類があるらしい。そんなものに出会ったら、キノコではなく腐った木だと思ってしまいそうだ。
右側の大きいものは10cmほど高さがあり、これでも十分に存在感があったのだが、もっと大型の「スリコギタケ」という30cmにもなる種類があるらしい。そんなものに出会ったら、キノコではなく腐った木だと思ってしまいそうだ。

今年の7月の記事で紹介した「ロクショウグサレキン」の子実体をついに発見!
とても小さいのであまりハッキリと撮ることが出来なかったが、なんとかキノコらしい形を見ることができた。幻想的な色がとても美しい。
とても小さいのであまりハッキリと撮ることが出来なかったが、なんとかキノコらしい形を見ることができた。幻想的な色がとても美しい。
行動範囲を狭めたと言いながら他にもたくさんのキノコを見つけているのだが、永遠に書き終えることが出来なくなりそうなのでキノコの話はここまでにしよう。
10月の植物の様子
キノコのポイントに向かいながら田んぼ沿いを歩いていると、ふと小さな花が目にとまった。

米粒大の白いものが集まっていて、地味で……きっと今までも何度も目にしていたのだと思うが、一切注目したことはなかった。
何気なくカメラを寄せて接写モードにしてみると……
何気なくカメラを寄せて接写モードにしてみると……

なんだこの美しさは…!!
まるでガラス細工のよう。名前は「ミゾソバ」というらしい。名前も地味。
全く意識していなかった地味な同級生が、髪型を変えて雰囲気が変わった瞬間に一気に魅力に気付いてドキドキしてしまう、そんな青春の1ページのような体験だった。
そのような青春時代は1秒たりとも過ごしたことは無くても、山を歩けば青春は味わえるのだ。
まるでガラス細工のよう。名前は「ミゾソバ」というらしい。名前も地味。
全く意識していなかった地味な同級生が、髪型を変えて雰囲気が変わった瞬間に一気に魅力に気付いてドキドキしてしまう、そんな青春の1ページのような体験だった。
そのような青春時代は1秒たりとも過ごしたことは無くても、山を歩けば青春は味わえるのだ。

こちらは地面近くに生えていたモミジだが、何やら奇妙な模様がある。
遠目で見た時は虫食いの穴なのだと思った。レースみたいでキレイだなと思ったのだ。
先ほどのミゾソバの体験をした後だったので、同じようにカメラを寄せてみた。
それがいけなかった…。
遠目で見た時は虫食いの穴なのだと思った。レースみたいでキレイだなと思ったのだ。
先ほどのミゾソバの体験をした後だったので、同じようにカメラを寄せてみた。
それがいけなかった…。

穴だと思っていたものは黒い斑点。「小黒紋病」という病気らしい。
見るんじゃなかったと後悔したが、この斑点の周りは紅葉しても色が変わらないそうで、赤・緑・黒が混在した状態になるようだ。それはちょっと見てみたい。
見るんじゃなかったと後悔したが、この斑点の周りは紅葉しても色が変わらないそうで、赤・緑・黒が混在した状態になるようだ。それはちょっと見てみたい。

野生のホップも見つけた。と言ってもビールに使われるホップとは別で「カラハナソウ」という名前らしい。(ホップはセイヨウカラハナソウ)
この時はもう枯れ始めてしまっていたが、天ぷらにして食べられるらしい。いつか若い状態で出会ったら試してみたい。
この時はもう枯れ始めてしまっていたが、天ぷらにして食べられるらしい。いつか若い状態で出会ったら試してみたい。
10月のその他の生き物の様子

上の写真の中央、ある生き物が居るのだが分かるだろうか?
正体は体長30cmを超える大きなイワナ「尺イワナ」だ。
不思議なことにカメラのレンズ越しが一番見やすかった。肉眼だと偏光グラス越しでもほとんど見えず、イワナも全く動かずで、父と二人で「魚か?岩か?」としばらく問答。小石を投げたら動いたので「魚だーーー!!」と大はしゃぎした。
ちなみに筆者と父の年齢を足すと100歳を超える。永遠に少年の心のままの親子である。
正体は体長30cmを超える大きなイワナ「尺イワナ」だ。
不思議なことにカメラのレンズ越しが一番見やすかった。肉眼だと偏光グラス越しでもほとんど見えず、イワナも全く動かずで、父と二人で「魚か?岩か?」としばらく問答。小石を投げたら動いたので「魚だーーー!!」と大はしゃぎした。
ちなみに筆者と父の年齢を足すと100歳を超える。永遠に少年の心のままの親子である。

今年やけにたくさん生えていた「アカヤマタケ」をじっくり撮影しようとカメラを寄せたところ、キノコの上に何かいる。
「ハエトリグモ」だ。ハエトリグモがハエを獲らずに蚊(ガガンボ?)を獲っていた。これは今年のベストショットとなりそうだ。
「ハエトリグモ」だ。ハエトリグモがハエを獲らずに蚊(ガガンボ?)を獲っていた。これは今年のベストショットとなりそうだ。

久々に「ヤマナメクジ」にも遭遇。筆者はナメクジが大好きなのだが、こいつは人里で見かけるナメクジよりはるかに巨大なので、さすがに見つけた時はちょっとビックリする。
特に珍しいものではなく、以前はキノコを探しに行けばしょっちゅう見かけていたが、ここ数年はあまり出会えていなかった。何気なく採ったキノコの傘裏に居るとかなりビックリする。
特に珍しいものではなく、以前はキノコを探しに行けばしょっちゅう見かけていたが、ここ数年はあまり出会えていなかった。何気なく採ったキノコの傘裏に居るとかなりビックリする。

最後は車で移動中に出会った「カモシカ」の親子。岩手に住んでいる者なら特に珍しくもないと思うが、見晴らしの良い場所で出会えることはあまり無いのでせっかくだから車を停めて撮影してみた。
……動かない……
ズーム倍率を変えたりしながらゆっくり数枚撮影したのだが、すべて全く同じ写真と言って良いほど動かない。
思えば過去に出会ったカモシカもみんなそうだった。一応すぐに逃げ出せるように、ずっとこちらを注視しているのだが、こちらが距離を詰めない限り全く逃げていかない。
じわじわと距離を詰めようとしたこともあった。向こうもじわじわと同じ距離を離れるだけだった。
長時間見つめ続けたこともあった。向こうも長時間こちらを見つめながら、やがて近場の葉っぱを喰み始めた。
そんなマイペースなカモシカだが、親子連れはあまり近づくと攻撃してくることもあるらしいので、どんな動物でも刺激しないように気をつけよう。
以上、2025年10月の里山の様子をお届けした。
例年なら11月はナメコを求めて山奥に足を運ぶのだが、今年は断念せざるを得ない状況である。
近場の里山も今後の状況次第だ。その時はまた来年お会いしましょう。
……動かない……
ズーム倍率を変えたりしながらゆっくり数枚撮影したのだが、すべて全く同じ写真と言って良いほど動かない。
思えば過去に出会ったカモシカもみんなそうだった。一応すぐに逃げ出せるように、ずっとこちらを注視しているのだが、こちらが距離を詰めない限り全く逃げていかない。
じわじわと距離を詰めようとしたこともあった。向こうもじわじわと同じ距離を離れるだけだった。
長時間見つめ続けたこともあった。向こうも長時間こちらを見つめながら、やがて近場の葉っぱを喰み始めた。
そんなマイペースなカモシカだが、親子連れはあまり近づくと攻撃してくることもあるらしいので、どんな動物でも刺激しないように気をつけよう。
以上、2025年10月の里山の様子をお届けした。
例年なら11月はナメコを求めて山奥に足を運ぶのだが、今年は断念せざるを得ない状況である。
近場の里山も今後の状況次第だ。その時はまた来年お会いしましょう。

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