
ひな遊ぶ|一ノ倉邸で一足早いひな祭りを
2025.02.19
盛岡市安倍館町にある盛岡市保護庭園「一ノ倉邸」は明治時代後期に造られました。
そんな歴史ある一ノ倉邸で3月5日まで行われているひなまつり行事「ひな遊ぶ」では、さまざまな時代のひな人形が展示されています。
そんな歴史ある一ノ倉邸で3月5日まで行われているひなまつり行事「ひな遊ぶ」では、さまざまな時代のひな人形が展示されています。
※放送時点の情報です。
時代や歴史を感じるひな人形

一ノ倉邸が盛岡市の所有物となった平成4年から開催されている「ひな遊ぶ」は今年で33回目の開催となります。
展示されている多くのひな人形は一般の方から寄付されたもので、3つの会場に分けて展示しています。
展示されている多くのひな人形は一般の方から寄付されたもので、3つの会場に分けて展示しています。

第一会場では、時代別のひな人形を鑑賞することができます。

古いもので、江戸時代の「享保雛(きょうほうびな)」というものがあります。

大きな形が特徴的なひな人形で、お雛様が頭に被っている宝冠(ほうかん)は中国や韓国のものに近い形となっています。
また、お内裏様の方は足が着物から出ているのが江戸時代のひな人形の特徴です。
また、お内裏様の方は足が着物から出ているのが江戸時代のひな人形の特徴です。

享保雛の隣には昭和16年のひな人形がありますが、こちらにも特徴が。

江戸時代の五人囃子が大人なのに対し、昭和の五人囃子は子供の姿で作られています。
それぞれの時代背景が見えるようで面白いですね。
自由に飾られたひな人形
第二会場では飾り方にこだわって、展示されています。

ひな壇ではなくグランドピアノの上に飾られたものもあります。

ピアノの屋根に反射した鮮やかなひな人形がとても美しいです。自由に飾るとより特別感が増すかもしれないですね。
可愛らしい花巻人形のひな人形
第三会場は居間をイメージした展示がされています。

こちらには土で作られた素朴な花巻人形のひな人形が飾られています。

曲線的なフォルムで見ていると癒されますね。色もしっかりと残っており、布の服を着たひな人形とはまた違った良さを感じます。
「ひな遊ぶ」では、今回ご紹介したもの以外にも江戸〜平成のさまざまなひな人形を見ることができますよ。
「ひな遊ぶ」では、今回ご紹介したもの以外にも江戸〜平成のさまざまなひな人形を見ることができますよ。
女の子の成長を願う桃の節句。いつの時代も大切にされてきた行事ということが、飾られたひな人形を見ていると伝わってきます。
一ノ倉邸の「ひな遊ぶ」は3月5日まで開催しておりますので、ぜひご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか。
一ノ倉邸の「ひな遊ぶ」は3月5日まで開催しておりますので、ぜひご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ

【住】盛岡市安倍館町19-64
【営】10:00~16:00
【TEL】019-646-1817
【休】月曜日・火曜日
【駐】あり
※「ひな遊ぶ」は3月5日(水)まで開催中

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