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洞窟探検と名物グルメ|滝観洞
2024.07.04
住田町にある鍾乳洞「滝観洞」が、今年4月に観光センターを新装オープン!
壮大な自然やグルメなど、滝観洞ならではの名物を堪能して来ましたよ♪
※放送時点の情報です。
3億年のロマンが詰まった洞窟を探検
今回訪れたのは、住田町にある「滝観洞(ろうかんどう)」。
「滝を観る」と書く名前の通り、大きな滝が見どころとなっている洞窟です。
ヘルメットを着けるなど探検の準備が整ったら、さっそく洞窟の一番奥にあるという「天の岩戸の滝」を目指して探検スタートです!
滝観洞は数億年かかって海底に堆積した石灰岩の層が隆起し、地上で雨などに浸食されてできた鍾乳洞。
中を進んでいくと不思議なものが見えて来ました。
こちらは3億年前に生きていた生き物を模したチェンソーアート。
住田町は林業が盛んな地。町で活躍しているアーティストの方々に作っていただいたそうです。
3億年前と言われてもピンと来ませんが、当時の生き物を知ると想像を膨らませやすくなりますね。
滝観洞が発見されたのは明治時代。当時はまだ洞窟の中がどうなっているのか詳しくは分かっていませんでした。
大正時代になり、地元の青年たちが度胸試しに洞窟を探検したところ、奥に大きな滝があることが判明したそうです。
入口から奥の滝までは880mあり、そこへ至るまでの道中、かつて海底だったことを証明する海洋生物の化石を見ることができます。
途中、小さな滝が流れる場所がありました。
この小滝で石を洗い清めて、奥の大滝に願いを込めて投げ入れると、その願いが叶うという伝説があるそうです。
狭い洞窟を進み、いよいよメインの「天の岩戸の滝」へ。
突如高さ60m幅50mもの空間が広がり、そこを勢いよく流れる滝!落差は29mです。
そのパワーと神秘的な雰囲気に圧倒されます。
一般公開されているのはここまでですが、この先にも4,000m以上洞窟が続いており、調査がおこなわれているそうです。

身をかがめないといけないところがあるなど、冒険気分もしっかり味わえる洞窟ですが、小さいお子さんから高齢の方でも楽しめます。
この日も小さいお孫さんを連れたおじいちゃんおばあちゃんと出会いました。
観光センターで名物グルメを堪能
洞窟の入口まで戻り、次は洞窟のすぐそばにある「滝観洞観光センター」へ。
元あった建物が老朽化し、新たに建て直されて今年の4月にリニューアルしたばかり。
建物には住田町産の杉が使われています。
1階では地域の特産品やお土産を販売していますよ。
2階は食堂スペースになっており、滝観洞ならではの名物グルメを味わえます。
滝流しカレー 800円
それがこちらの「滝流しカレー」。お肉には住田産の「ありすぽーく」を使っています。
なぜ「滝流し」かというと…
先ほど洞窟で見た滝のように、ルーをかけていただくから!
自ら滝を発生させていくスタイルです。これは食べる前から楽しいですね。
お肉は脂身がすっきりとして爽やかでありながら、しっとりとした旨みがあります。
カレーのコクとお肉の甘みのバランスが絶妙!
探検で身体を動かし、お腹が空いたところにこのカレーのいい香り。最高ですね。


そして滝観洞には、もう一つの名物グルメがあります。
それはこちらの「滝流し蕎麦」!
なんと50年以上の歴史があり、今年リニューアルしたとのこと。
注文すると蕎麦が少しずつ、何度も勢いよく筒から流れて来ます。
蕎麦が届く度に、ついつい歓声を上げてしまいますね。
滝流し蕎麦 750円
水と一緒に流れてくるので、蕎麦はあえて硬めに茹でているそうです。
喉ごしが良くコシがあり、美味しさもしっかり楽しめますよ♪


年中温度が変わらない洞窟内は、夏は涼しく冬はあったか。
暑さが厳しくなるこれからの季節、滝観洞で気持ちのいい冒険をしてみませんか?
お問い合わせ
  • イメージ1
滝観洞(ろうかんどう)観光センター
【住】住田町上有住字土倉298-81
【営】食堂・蕎麦テラス11:00~15:00
【休】食堂・蕎麦テラス 水曜・木曜
【TEL】0192-48-2756

【入洞受付時間】8:30~16:30(10月末まで)
【入洞料金】大人1,100円/子ども500円(15名以上は団体割引あり)
動画はこちらから!
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テレビ岩手で
月曜~木曜:午後4時45分~午後5時53分
金曜:午後3時50分~午後5時53分
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