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コーヒーを知り、IWATE COFFEE FESTIVALを楽しもう
2025.04.18
今年も岩手にコーヒーの季節がやってきました!
5月16日(前夜祭)・17日・18日に開催される「IWATE COFFEE FESTIVAL」に向けて、コーヒーのことをおさらいしましょう。
イベント期間以外にも楽しめる、岩手のこだわりのコーヒー店も紹介しますよ☆
今年も開催!IWATE COFFEE FESTIVAL 2025
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今年で第4回となる「IWATE COFFEE FESTIVAL」は、岩手にいながら全国・海外のコーヒーを楽しめるコーヒーの祭典。
会場まで足を運んで、春の自然を感じながらコーヒーの香りに包まれる、豊かな時間を過ごしましょう。
開催日時
5月16日(金) 14:00〜18:00 ※前夜祭
5月17日(土) 10:00〜17:00
5月18日(日) 10:00〜16:00
会場
もりおか歴史文化館前広場 / 盛岡城跡公園(岩手公園)
入場料金
無料
※コーヒーの試飲には「コーヒーチケット」が必要です。
駐車場
近隣のコインパーキングを利用
※イベント専用の駐車場はありません
試飲のための「コーヒーチケット」には、豪華なグッズ付きの前売限定チケットや数量限定のものなど、たくさんの種類があります。
詳しくはイベントの公式ページをご覧ください。
コーヒーにはどんな種類がある?
イベントに行ってみたくても、コーヒーの知識がないとちょっと尻込みしてしまいますよね。
そんな方のために、簡単にコーヒーの基礎知識をまとめます。

コーヒーの種類にはいくつかの分け方があり、「産地」「焙煎の度合い」「挽き方」「淹れ方」「飲み方」などがあります。
産地
そもそもコーヒー豆の品種には「アラビカ種」「カネフォラ(ロブスタ)種」「リベリカ種」という3つの種類に大きく分けられていますが、ここでは一番メジャーな「アラビカ種」の産地について紹介します。
ブラジル
産地:南米 ブラジル
特徴:苦み・酸味・コクが調和したやわらかな口当たり。ブレンドのベースとしてよく使われる。
コロンビア
産地:南米 コロンビア
特徴:濃厚なコク、やさしい酸味、豊かな香り。
キリマンジャロ
産地:東アフリカ タンザニア
特徴:酸味と苦みのバランスが良く、コクが深い。
モカ
産地:東アフリカ エチオピア、アラビア半島 イエメン
特徴:フルーツや花のような香り、ワインのような味わい。
グアテマラ
産地:中米 グアテマラ
特徴:華やかな酸味とコク、甘い後味。日本で人気。
マンデリン
産地:インドネシア スマトラ島
特徴:スパイシーな香り、深いコク、なめらかな口当たり。
ブルーマウンテン
産地:カリブ諸国 ジャマイカ ブルーマウンテン地区
特徴:優雅な香りと上品な口当り。「コーヒーの王様」と称される。
コナ
産地:ハワイ島 コナ地区
特徴:豊かな酸味でキレのある味わい、さわやかな香り。
焙煎(ロースト)
生のコーヒー豆を加熱し、酸味・苦味・甘み・香りを生む工程である焙煎は、大きく分けると「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3段階。
さらにそこから細かく8段階に分けられますが、この記事では市場に出回ることが多い6段階で紹介します。
品種にもよりますが、一般的に「浅煎り」は酸味が強く、「深煎り」は苦味が強くなるとされています。
※どの焙煎度合いをどの段階に分類するかは、お店によって異なります。
【浅煎り】ミディアムロースト
コーヒーらしい香り、まろやかな酸味、わずかな苦味。日本のカフェでの「アメリカンコーヒー」に用いられることが多い。
【中煎り】ハイロースト
酸味が残りつつも苦味や甘みもあるバランスが良い味わい。「やや浅めのレギュラーコーヒー」の焙煎度合い。
【中煎り】シティロースト
酸味と苦味のバランスが保たれた、最も一般的な焙煎度合い。「レギュラーコーヒー」の王道であり、近年では「エスプレッソ」に使用されることもある。
【深煎り】フルシティロースト
酸味が少なくなり、苦味とこうばしい香りが際立ってくる焙煎度合い。
【深煎り】フレンチロースト
酸味はほとんどなくなり、苦味が一層際立ち、香りの質も変化。ミルクやクリームと掛け合わせるコーヒー向け。
【深煎り】イタリアンロースト
エスプレッソやカプチーノなどイタリアを代表するコーヒーの飲み方に適した焙煎度合い。重厚な苦味と深いコクが特徴。(近年はもう少し浅いエスプレッソが主流)
挽き方
焙煎した豆の粉砕度合いにも種類があり、5段階あります。
極細挽き
粉糖レベルの細かさ。エスプレッソやトルココーヒー向け。
細挽き
上白糖レベルの細かさ。直火式のエスプレッソ(マキネッタ)や水出しコーヒー向け。
中細挽き
グラニュー糖レベルの細かさ。最も一般的でコーヒーメーカーやペーパードリップでの抽出に適している。
中挽き
サイフォン、ネルドリップといった少し時間をかけて抽出する方法向け。
粗挽き
ザラメ程度の粗さ。喫茶店や家庭用ではあまり見かけることのない挽き方。
淹れ方
抽出方法も様々。有名なものをいくつか紹介します。
ペーパードリップ
最も一般的な、ドリッパーと紙製フィルターを使用する淹れ方。
ネルドリップ
布製のフィルターを使う淹れ方。紙よりもなめらかで甘みとコクが出る。
水出し(コールドブリュー)
熱湯ではなく水を使う抽出方法。雑味が出にくい。
サイフォン
ガラス製の実験器具のような道具を使用する淹れ方。温度が高いため香りがたちやすい。
エスプレッソ
専用マシンで圧力をかけて抽出する方法。家庭では「マキネッタ」という器具で似た味が出せる。
飲み方
正直豆の違いとかよく分からないという我々一般人が、注文の際に一番迷うのはココ!
よくメニューで見かける代表的なものをいくつか紹介します。
ブラック
ミルクなどを入れず、コーヒーだけで飲むこと。
単一産地の豆を使用したものは「シングル(ストレート)」、複数の産地の豆をかけ合わせることを「ブレンド」と呼ぶ。
カフェオレ
ドリップで抽出したコーヒーに5:5でミルクを加えたもの。
カフェラテ
日本ではエスプレッソにスチームミルクを合わせたもの。カフェオレよりもミルクの風味を味わえる。
カフェモカ
エスプレッソにチョコレートシロップとミルクを混ぜたドリンク。ホイップクリームを乗せてスイーツドリンクとして提供するお店も多い。
アメリカーノ
エスプレッソを水やお湯で割って飲みやすくしたコーヒー。(浅煎りコーヒーを指す「アメリカンコーヒー」と混同されていることがあるが別物)
これだけたくさんの種類があるコーヒー。とても覚えられませんね。
全て頭に入れる必要はありません。よく分からない単語に出会った時に、この記事のことを思い出してもらえたら嬉しいです。
岩手のこだわりのコーヒー店
岩手にはコーヒーにこだわったお店がたくさんあります。
テレいわ屋に掲載した一部の店舗をご紹介しますので、イベントには残念ながら行けないという方もぜひチェックしてみてくださいね。

cafe 温[奥州市]

奥州市水沢区にある、オーナー厳選の豆をネルドリップで丁寧に淹れたコーヒーを味わえるカフェ。
持ち手のない器で提供されるコーヒーを、和スイーツと共にまるでお茶のように楽しめるのが魅力。
オーナーこだわりの陶器も相まって、より深い味わいを感じることができますよ。

310COFFEE[盛岡市]

土日限定で朝8時〜夕方4時に営業しているお店。
店内にコーヒーチャートがあるので、コーヒーに詳しくない人でも気軽に立ち寄れるカフェです。
豆の種類は週替わりで、珍しい品種が登場することも。ぜひ何度も通ってみて。

自家焙煎 梅屋珈灯[盛岡市]

紺屋町にオープンしたばかりのカフェ。
一番人気はお店の名前が付けられた「梅屋ブレンド」。苦味とコクがありながらも後味はすっきりとしたブレンドコーヒーです。
他にも苦みの強い物からフルーティーで酸味のあるものまで、様々なニーズに合わせた豆を丁寧に焙煎。盛岡とコーヒーへの愛情を感じられるお店です。

Nagasawa COFFEE[盛岡市]

2023年にNYタイムズに取り上げられた盛岡市上田にあるNagasawa COFFEEはコーヒー豆の仕入れ、焙煎、抽出を一貫して行うロースターカフェ。
ドイツから輸入したヴィンテージの焙煎機で焙煎されたコーヒーは格別。
地元の人からも国内外からの旅行客にも愛されるお店です。

YAMANECO COFFEE LAB×Lily[久慈市]

ブラックコーヒーの味を競う大会「CBT JAPAN」で上位に入る実力を持つバリスタによるコーヒーが飲めるお店。
カフェでは主に、1つの農園で生産された豆から淹れたシングルオリジンコーヒーを提供しています。
豆の販売もしているので、好みの豆を探しに足を運んでみては?
美味しいコーヒーが飲みたくなってきたのではないでしょうか?
イベントでワイワイ楽しむのも良し、お店でゆっくり楽しむのも良し。春の岩手でコーヒーを思いっきり満喫しましょう!
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