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今昔さんぽ ~一関 酒造りの博物館~の画像
今昔さんぽ ~一関 酒造りの博物館~
2024.12.25
今回は町の歴史やなつかしい風景を辿る今昔さんぽ。
相場詩織リポーターが一関市の蔵元に行ってきました。
 
※放送時点の情報です。
世嬉の一酒造
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相場リポーターが訪れたのは一関市にある蔵元、「世嬉の一酒造」。

大正7年(1918年)江戸時代から続く「熊文酒造」を初代佐藤徳蔵が受け継ぎ、「横屋酒造」を創立しました。

「世嬉の一酒造」という名前は、閑院宮載仁氏が
「世の人々が喜ぶ一番の酒造りを目指すように」と命名したのが由来です。
酒の民俗文化博物館

 
世嬉の一酒造の敷地内には大正時代に建てられた仕込み蔵があります。
現在は木造2階建ての仕込み蔵を改装した酒造りに関する博物館となっていて、
600点を超える道具類や貴重な写真を展示しています。
 

杉桶



 
かつて使われていた杉の桶で5500L、瓶でいうと約7000本が入ります。
酒の直売所 せきの市
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世嬉の一酒造では日本酒のほかにビール、ジン、クラフトコーラなども製造し、
この直売所で販売しています。
 

おすすめ



しぼりたて純米生原酒(透明) 720ml 2200円
 
おすすめとして今年の新酒、しぼりたて純米生原酒(透明)があります。

「飲みやすい!」
「飲むというよりかはすっと口の中に入っていきます。」
「甘味の中にも最後に辛みがふわっと来ます。」



特別純米 世嬉の一(五百万石) 720ml 2200円
 
ほかにもイタリア・ミラノの日本酒コンテストで賞を受賞した
特別純米 世嬉の一(五百万石)があります。
いちのせき 文学の蔵

 
一関にゆかりのある文学者12人の著作や直筆原稿などを展示しているのが
いちのせき 文学の蔵です。
 

島崎藤村


 
世嬉の一酒造にゆかりのある人として島崎藤村がいます。

島崎藤村はかつてこの場所に合った豪商「熊文」の長男 熊谷太三郎の英語の家庭教師として半年ほど滞在していました。
 

井上ひさし



 
また井上ひさしも世嬉の一酒造にゆかりがあります。

中学時代に敷地内にあった土蔵で一家で暮らしていました。
また、現在の直売所の場所では当時映画館があり、井上ひさしは切符切りの
アルバイトをしていました。
生前、文学の蔵の会員として講座も開き、長きにわたり交流が続きました。



世嬉の一酒造にはお酒や文学についてを学ぶことができます。
みなさんもぜひ足を運んでみてください。
お問い合わせ

世嬉の一酒造
 
【住】一関市田村町5-42
【TEL】 0191-21-1144
【営業時間】
・酒の直売所 せきの市 9:00~18:00
・酒の民俗文化博物館  9:00~17:00
・いちのせき 文学の蔵 9:00~17:00
動画はこちらから!
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