![躍動感あふれる 木彫りの魚の画像](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/kv.png)
躍動感あふれる 木彫りの魚
2023.07.06
一関市大東町にある一関市立大東図書館の中が水族館のようになっているとの情報を聞きつけ、調査に行ってきました。
現在、特別企画展で木彫りの躍動感あふれる魚たちがたくさん展示されているのを見ることができるそうです。
現在、特別企画展で木彫りの躍動感あふれる魚たちがたくさん展示されているのを見ることができるそうです。
※放送時点の情報です。
元料理人の木工職人
展示されている作品は全て一関市在住の木彫師、黒須 道哉さんの手作りです。
黒瀬さんは根っからの釣り好きで、10年ほど前から独学で木彫りの魚作品を制作し始めました。
以前料理人として働いていた頃の経験を制作に活かしているそうです。
大東図書館の企画展では約100点もの作品を見ることができます。
黒瀬さんは根っからの釣り好きで、10年ほど前から独学で木彫りの魚作品を制作し始めました。
以前料理人として働いていた頃の経験を制作に活かしているそうです。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/1.png)
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/2.png)
職人おすすめの作品は〇〇
職人の一番のおすすめ作品は「真鯛」です。
真鯛
これだけ躍動感のある作品も下書きなしで、頭の中の設計図のみで制作しているそうです。 色を塗るのではなく、バーナーで炙ったり、照りをつけることで濃淡を表現しているというのには驚きですね。
元料理人の方が作ると木彫りでも美味しそうに見えます。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/3.png)
これだけ躍動感のある作品も下書きなしで、頭の中の設計図のみで制作しているそうです。 色を塗るのではなく、バーナーで炙ったり、照りをつけることで濃淡を表現しているというのには驚きですね。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/4.png)
本物の塩を使用
こちらの干物の作品にはなんと本物の塩が使用されているそうです。
本物の塩を使うことで印象が全然変わり、より本物の干物に近づくと黒瀬さんは言います。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/5.png)
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/6.png)
使わなくなったあるものも魚作品に変身
普段作品には樫などの硬い木材を中心に使うことが多いそうです。
例えばこのヒラメは「碁盤」から作った作品になります。
碁盤から作ったヒラメ
黒瀬さんが小さい頃に使っていたという「バット」は穴子に変身しました。
木製バットから作った穴子
黒瀬さんの手に掛かれば木材は全て魚作品になりますね。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/7.png)
例えばこのヒラメは「碁盤」から作った作品になります。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/8.png)
黒瀬さんが小さい頃に使っていたという「バット」は穴子に変身しました。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/9.png)
黒瀬さんの手に掛かれば木材は全て魚作品になりますね。
企画展で特に見る人を楽しませている作品群
今回の企画展に合わせて制作された作品群「清流 砂鉄川」。
清流 砂鉄川
こちらは砂鉄川で生きる魚を題材にした作品群で、魚の自由に泳ぐ躍動感があり、川の中を覗いているような印象を受ける作品です。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/10.png)
こちらは砂鉄川で生きる魚を題材にした作品群で、魚の自由に泳ぐ躍動感があり、川の中を覗いているような印象を受ける作品です。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/11.png)
インスピレーションの源「砂鉄川」
黒瀬さんと一緒に清流 砂鉄川を訪れました。本当に透き通った綺麗な川です。
黒瀬さんは砂鉄川を眺めていると心が和み、魚のイメージがどんどん湧いてくるそうです。そしてこれからも動きのある、リアルな魚を目指して制作を続けていくとお話してくれました。
見ているだけで楽しい企画展となっています。
8/23(水)までとなっておりますので、ぜひリアルで美味しそうに見えてきてしまう「黒須道哉の世界」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230705_kiborinosakana/12.png)
見ているだけで楽しい企画展となっています。
8/23(水)までとなっておりますので、ぜひリアルで美味しそうに見えてきてしまう「黒須道哉の世界」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
魚の彫刻・黒須道哉の世界
一関市立大東図書館で開催(8/23まで)【住】一関市立大東図書館
【営】平日 10:00~19:00
土日祝10:00~18:00
【7月休館日】10日(月)、18日(火)、24日(月)、27日(木)、31日(月)
【TEL】0191-75-3541(大東図書館)
![5きげんテレビの画像](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/writer/5kigen_2.jpg)
関連記事
おすすめ
記事ランキング
おすすめ