![岩手の山で秋のキノコ探しの画像](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/01.jpg)
岩手の山で秋のキノコ探し
2023.10.26
今年は秋がなかなか進まず、キノコは不作かと思われていましたが、10月半ばから一気にいろんなキノコが顔を出し始めましたよ。
今回はテレビ岩手のディレクターと、テレいわ屋のライターがタッグを組んで、岩手の山にキノコを探しに行ってきました♪
今回はテレビ岩手のディレクターと、テレいわ屋のライターがタッグを組んで、岩手の山にキノコを探しに行ってきました♪
※放送時点の情報です。
怪しげなライターと遭遇
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/02.jpg)
10月某日、県内のとある山へと向かうディレクター。
その先で…
その先で…
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/03.jpg)
やばい人物に遭遇!!
ご安心ください。この人(?)は当サイトのライターである「イグチ アイコ」。
ご安心ください。この人(?)は当サイトのライターである「イグチ アイコ」。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/04.jpg)
数年前に健康診断に引っかかったことから身近な山を歩き始め、キノコの魅力にハマり、テレいわ屋でも里山に関する記事をいくつか掲載しています。
山を歩くとき、どんなことに注意する?
今年は特にクマによる被害が多いですね。
山の中は当然クマの行動圏内なので、あらかじめ自分の居場所を知らせておくことが大事。
山の中は当然クマの行動圏内なので、あらかじめ自分の居場所を知らせておくことが大事。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/05.jpg)
クマ鈴を着けるのはもちろん、山道がカーブして先が見えないところなどではホイッスルもあるとより安心です。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/06.jpg)
そして極力1人で行動せず、複数人で話しながら歩く方が安全です。
万が一身動きがとれなくなった際に、誰も居場所が分からないという事態も防げます。
ただし、複数人で歩く時にも注意点が。
前を歩く人が枝などを避けた際、手を離した枝が勢いよく跳ね返り、目の位置に当たることがあります。
少し離れて歩いたり、ツバの硬い帽子やサングラスなどで目を防御しましょう。
万が一身動きがとれなくなった際に、誰も居場所が分からないという事態も防げます。
ただし、複数人で歩く時にも注意点が。
前を歩く人が枝などを避けた際、手を離した枝が勢いよく跳ね返り、目の位置に当たることがあります。
少し離れて歩いたり、ツバの硬い帽子やサングラスなどで目を防御しましょう。
キノコ発見!
しばらくヤブの中を進み、ついに第一キノコ発見!
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/08.jpg)
最初に発見したのは「アミタケ」。
岩手では「あみっこ」などと呼ばれ、産直で売られるなどして親しまれているキノコです。
茹でると紫色っぽく変色しますが、地面に生えている時は茶色っぽい色をしています。
岩手では「あみっこ」などと呼ばれ、産直で売られるなどして親しまれているキノコです。
茹でると紫色っぽく変色しますが、地面に生えている時は茶色っぽい色をしています。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/09.jpg)
傘の裏側が網目状になっているのでアミタケなんですね。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/10.jpg)
次に見つけたのは、アミタケと同じイグチ仲間の「ヌメリイグチ」らしきキノコ。
ヌメリイグチは岩手では「あんぱん」と呼ばれたりもしています。
ヌメリイグチは岩手では「あんぱん」と呼ばれたりもしています。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/comment_2.png)
イグチからの補足
放送では「イグチ科」と言っていましたが、正しくは「イグチ目」もしくは「ヌメリイグチ科」でした。素人が天狗になって解説なんかすると、こういうことになります。キノコは難しいです。
放送では「イグチ科」と言っていましたが、正しくは「イグチ目」もしくは「ヌメリイグチ科」でした。素人が天狗になって解説なんかすると、こういうことになります。キノコは難しいです。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/11.jpg)
続いて見つけたのは「オウギタケ」。
横から見ると扇のような形をしているキノコです。
と、ここで…
横から見ると扇のような形をしているキノコです。
と、ここで…
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/12.jpg)
突然奇声をあげて走り出したイグチ アイコ。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/13.jpg)
高級キノコの「コウタケ」かと思いきや……
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/14.jpg)
コウタケの特徴である香りが全くせず、どうやら別のキノコだったよう。残念。
少し場所を変えて、カラマツが多く生える地点に移動すると…
少し場所を変えて、カラマツが多く生える地点に移動すると…
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/15.jpg)
「クロラッパタケ」という、ヨーロッパでは人気のキノコや、
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/16.jpg)
「ハナイグチ」などのキノコも見つけることができました。
天然キノコ直売所で食材探し
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/17.jpg)
続いて山を降りて向かったのは、天然のキノコを多く取り扱う「きのこや おいよ」。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/18.jpg)
キノコ好きの間で人気のハタケシメジや…
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/19.jpg)
マツタケがこんなにたくさん並んでいました!
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/20.jpg)
数あるキノコの中から、ムレオオフウセンタケ・ホウキタケ・ハタケシメジ・ハツタケ・サクラシメジをチョイス。
これらのキノコを使ってパスタを作ります。
これらのキノコを使ってパスタを作ります。
天然キノコのパスタ??
おいよさんから近くの敷地をお借りして、調理開始!
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/21.jpg)
イグチ父の特製ベーコンと、
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/22.jpg)
おいよさんから購入したキノコをたっぷり入れて炒めていると…
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/23.jpg)
なんと突然の雨!!
屋根があっても吹き込むほどの暴風雨になり、一時撮影の中断を余儀なくされ…
屋根があっても吹き込むほどの暴風雨になり、一時撮影の中断を余儀なくされ…
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/24.jpg)
パスタは断念!キノコ炒めに変更です。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/25.jpg)
なんとか完成したキノコ炒め。キノコの旨みたっぷりで美味しく仕上がりました♪
キノコ探しは楽しい!だけど…
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/26.jpg)
食べて嬉しい食用キノコも、見た目がかわいい毒キノコも、宝探しのようで楽しいキノコ探しですが、改めて入山時の注意点をおさらいしましょう。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20231025_kinoko/27.jpg)
- 複数人で行動し、鈴や笛などの音の出るもの携行する
- 明け方、夕方の入山を避ける
- 撃退グッズ(忌避スプレーなど)を携帯する
- 熊の糞や足跡を見たら引き返す
「もしかして?」とクマの気配を感じるようなことがあれば無理をせず、十分に気をつけて秋の自然を楽しみましょう。
動画はこちらから!
![5きげんテレビの画像](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/writer/5kigen_2.jpg)
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今回のロケでお邪魔したのはほぼ人が立ち入らない山ですが、登山道など人が多く訪れるところでは救援要請のためにホイッスルが使われることがありますので、むやみに吹き過ぎないよう注意してください。