話題のニュータイプがんづき

2023.08.29

東北の郷土料理である「がんづき」。岩手の人なら子供の頃から食べている方も多い、小麦粉・砂糖・卵などを使ったモッチリとして腹持ちがいい、昔ながらお菓子ですが…
「菓子工房utakane」が手がけるニュータイプのがんづきが、盛岡市のスーパーや雫石町の産直で今話題になっているそうですよ。
いったいどんながんづきなのでしょう？

※放送時点の情報です。

スーパーで噂のがんづき発見！個性的ながんづきたちがんづきへのこだわりお問い合わせ

スーパーで噂のがんづき発見！

最初にやってきたのは、その話題のがんづきが売られているという「業務スーパーみたけ店」。

ちょうど店員さんが売り場に並べているところに遭遇しました。
オレンジ色や黒豆が乗ったものなど、見たことがないがんづきにビックリ！
スーパーにも購入された人から「おいしい」と連絡が来るほど、評判が良いそうです。

個性的ながんづきたち

これらのがんづきを作っているのは、雫石町の「菓子工房utakane」。

いろいろな個性豊かながんづきについて、お話を聞いてきました。

オレンジがんづき

オレンジがんづき　324円

まずはスーパーでも一際目を引いた、こちらのオレンジのがんづきから。
オレンジの他にゆず・土佐文旦といった数種類の柑橘類を使用しているそうです。（季節により材料は変わります）
それらの柑橘類をジャム状にして、生地に塗って焼き上げています。

口いっぱいに爽やかな香りが広がり、ほのかな酸味と生地のしっとりとした上品の甘さが絶妙です♪

黒千石大豆がんづき

黒千石大豆がんづき　324円

こちらは雫石産の黒豆を使用したがんづき。
豆の存在感がしっかりとしていて、香ばしさと豆の味を楽しめます。
隠し味に醤油を使用しているそうです。

カフェモカがんづき

カフェモカがんづき　324円

コーヒーの香りと、チョコレートのような風味で、洋風ながんづき。
とはいえ食感はしっかりとがんづきで、ケーキとは違う美味しさです。
どれも個性がしっかりと立っていて、それぞれ違う美味しさが楽しめます。

黒糖がんづき

黒糖がんづき　324円

もちろん王道の黒糖を使ったがんづきもありますよ。

がんづきへのこだわり

これらのニュータイプのがんづきを始めたきっかけについて伺うと、
「がんづきを郷土料理として今後も引き継いでいきたいと考えた時に、とりあえず勢いでオレンジがんづきを作ってみたところ、意外に好評でおいしいと言ってくれる方が多く、その流れでいろいろと増えていきました」
とのこと。

ですが、ただ普通のがんづきに変わったものを入れているというわけではなく、先ほど紹介した「黒千石大豆がんづき」の隠し味のようにそれぞれの種類に合わせて生地を変えるなど、いろんなこだわりが詰まっているそうです。

今後も秋に向け、サツマイモやカボチャのがんづきを構想中！こちらも楽しみです。
驚きのニュータイプのがんづき。ぜひ皆さんもチェックしてみてくださいね☆

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