
#12 いわて里山散歩|2025年4月
2025.05.02
里山大好きライターの不定期連載「いわて里山散歩」。
今年も復活!今回は2025年4月の里山の山菜・キノコ・花の様子をお届けしよう。
※天候や大人の事情で更新が滞る可能性があります。ご了承ください。
※筆者はキノコ/山菜の専門家ではありません。この記事の情報だけでキノコ/山菜の同定を行うのは絶対におやめください。
今年も復活!今回は2025年4月の里山の山菜・キノコ・花の様子をお届けしよう。
※天候や大人の事情で更新が滞る可能性があります。ご了承ください。
※筆者はキノコ/山菜の専門家ではありません。この記事の情報だけでキノコ/山菜の同定を行うのは絶対におやめください。
ライター:イグチ アイコ
どうもご無沙汰しております。冬眠から明けたイグチ アイコでございます。
ということで今年も、身近な里山を中心に岩手の山の様子をお届けしていくので、山に興味がある方や山の様子が知りたい方のお役に立てたら嬉しい。
さて、山が活動し始めてから1ヶ月ほど経過したのだが……
今年の春はなんだか寒い。
例年なら汗をかきながら山菜採りをしている頃なのだが、休日にあまり天候に恵まれなかったこともあり、ダウンジャケットやフェイスガードを着用してもなお肌寒いことが多い。
それでも山の春はすごい勢いで進んでいく。
私が里山散策を開始してから初めて迎えた春、そのあまりのスピードに驚いた。
その感動を少しでも伝えられたら……と、今回は少し面白い試みをしてみた。
ということで今年も、身近な里山を中心に岩手の山の様子をお届けしていくので、山に興味がある方や山の様子が知りたい方のお役に立てたら嬉しい。
さて、山が活動し始めてから1ヶ月ほど経過したのだが……
今年の春はなんだか寒い。
例年なら汗をかきながら山菜採りをしている頃なのだが、休日にあまり天候に恵まれなかったこともあり、ダウンジャケットやフェイスガードを着用してもなお肌寒いことが多い。
それでも山の春はすごい勢いで進んでいく。
私が里山散策を開始してから初めて迎えた春、そのあまりのスピードに驚いた。
その感動を少しでも伝えられたら……と、今回は少し面白い試みをしてみた。

なんちゃって定点観測である。
目分量でなんとなく同じ位置から撮影したものなので、少々ブレるのはご容赦願いたい。
目分量でなんとなく同じ位置から撮影したものなので、少々ブレるのはご容赦願いたい。

撮影したのは2/28、3/28、4/4、4/11、4/17、4/22、4/25、4/30の計8日。
2/28〜4/17の約2ヶ月はほぼ変化が見られないのに、最後の1週間で一気に様変わりするのがお分かりいただけただろうか?
このまま成長を続け薮が深くなり、もう少ししたらさらにクモが巣を張り始め、虫もたかる。
山歩きと聞くと夏のイメージがある人も多いと思うが、それはあくまで登山道など管理された場所の話。
幸い収穫の多い山菜・キノコのシーズンはまだ歩きやすいのだが、夏場の里山歩きはジャングルの奥地に向かうような感覚なのだ。
2/28〜4/17の約2ヶ月はほぼ変化が見られないのに、最後の1週間で一気に様変わりするのがお分かりいただけただろうか?
このまま成長を続け薮が深くなり、もう少ししたらさらにクモが巣を張り始め、虫もたかる。
山歩きと聞くと夏のイメージがある人も多いと思うが、それはあくまで登山道など管理された場所の話。
幸い収穫の多い山菜・キノコのシーズンはまだ歩きやすいのだが、夏場の里山歩きはジャングルの奥地に向かうような感覚なのだ。
4月の山菜の様子
山菜の方も、例年より数日遅めではあるが、寒さの割には大きく時期にズレは無いようだ。

3月下旬〜4月上旬はばっけ(フキノトウ)、ギシギシ、カッコ草といった、山菜というより野草の類を採取。

それから少しすると、行者ニンニク、コゴミ、葉ワサビあたりが採れ頃になってくる。

4月中旬を過ぎたあたりから、ワラビ、タラボ、コシアブラのシーズンが始まる。
タラボとコシアブラはあっという間に成長し、このタイミングでしか採れないので短期決戦だ。
タラボとコシアブラはあっという間に成長し、このタイミングでしか採れないので短期決戦だ。

4月下旬はゼンマイ、アイコ、シドケが採れ頃になることが多い。
もっともこれらの時期はあくまでも筆者がよく行く場所の話であり、日当たりやその年の気候によって全然違う場合もある。下旬でもまだ行者ニンニクを採ることもあるし、上旬にアイコを採った年もあった。
これらの毎年採取している山菜は、昨年の記事で1つ1つ長々と語っているので、詳しく知りたい方はこちらの記事を読んで欲しい。
もっともこれらの時期はあくまでも筆者がよく行く場所の話であり、日当たりやその年の気候によって全然違う場合もある。下旬でもまだ行者ニンニクを採ることもあるし、上旬にアイコを採った年もあった。
これらの毎年採取している山菜は、昨年の記事で1つ1つ長々と語っているので、詳しく知りたい方はこちらの記事を読んで欲しい。
また、ばっけについて採り方や食べ方を紹介した記事もあるので、興味がある方はこちらもどうぞ。
そして今年はもう1つ紹介したい山菜がある。

イタドリの若芽。通称「サシボ」である。
岩手の人はあまり馴染みが無いかもしれない。なんでも秋田県由利本荘市周辺というピンポイントで好んで食べられているのだとか。
秋田出身の父が過去に数回採って来て食べたことがあったのだが、当時はあまり印象に残らず……
この連載のためにと、改めて採ってみたところ、これがとんでもなく美味い!!
先端の方は少しヌメリがあり柔らかく、ギシギシのような感じ。根元の方はポクポクとしてタラボのような食感。そして成長後のイタドリほど強くはない、ほんのり感じる程度の酸味。
これを蕎麦つゆに入れて食べてみたら絶品!
過去に食べた際にはポン酢や醤油をかけて食べた記憶があるが、これはもう少し甘みがある味付けの方が合うと私は思った。
これまでスルーしてきたが、一躍お気に入りの山菜上位に。個人的にはタラボより美味いと思う。
岩手の人はあまり馴染みが無いかもしれない。なんでも秋田県由利本荘市周辺というピンポイントで好んで食べられているのだとか。
秋田出身の父が過去に数回採って来て食べたことがあったのだが、当時はあまり印象に残らず……
この連載のためにと、改めて採ってみたところ、これがとんでもなく美味い!!
先端の方は少しヌメリがあり柔らかく、ギシギシのような感じ。根元の方はポクポクとしてタラボのような食感。そして成長後のイタドリほど強くはない、ほんのり感じる程度の酸味。
これを蕎麦つゆに入れて食べてみたら絶品!
過去に食べた際にはポン酢や醤油をかけて食べた記憶があるが、これはもう少し甘みがある味付けの方が合うと私は思った。
これまでスルーしてきたが、一躍お気に入りの山菜上位に。個人的にはタラボより美味いと思う。

食べるまではしてないが、こんなものも見つけた。
左は「ヤブレガサ」という山菜。初めて見た時は「マリファナ!?」と思ってちょっとドキドキした。(全然違うのでご安心を)
食用にできるタイミングが非常に短く、葉が開く前に採らないといけないそうで、まだチャレンジ出来ずにいる。来年の目標としよう。
右は田んぼ脇に自生していた「セリ」。
一緒に歩いていた父が突然「セリだ!」と叫んで口に入れ、「泥くせぇ!」とすぐに吐き出していた。野生児が過ぎる。
美味しいセリが食べたいならば、ちゃんと栽培されたものを買って食べるのが良いと学んだ。
左は「ヤブレガサ」という山菜。初めて見た時は「マリファナ!?」と思ってちょっとドキドキした。(全然違うのでご安心を)
食用にできるタイミングが非常に短く、葉が開く前に採らないといけないそうで、まだチャレンジ出来ずにいる。来年の目標としよう。
右は田んぼ脇に自生していた「セリ」。
一緒に歩いていた父が突然「セリだ!」と叫んで口に入れ、「泥くせぇ!」とすぐに吐き出していた。野生児が過ぎる。
美味しいセリが食べたいならば、ちゃんと栽培されたものを買って食べるのが良いと学んだ。
4月のキノコの様子
山菜最盛期であるが、今回の目玉はこちら。

キノコ界隈の春のトップスター!「トガリアミガサタケ」である!!
昨年は1本も見つけられず、もしやシロが終わってしまったのか?と危惧していたが、タイミングが合わなかったか不作の年だっただけのようで安心した。今年は豊作。
ちなみに左が成菌で右が幼菌。色は薄いが、幼くてもしっかり尖っていて可愛らしい。
実はよく似たもので「アシボソアミガサタケ」という種類もあるそうなのだが……胞子を顕微鏡で見てもなお判別が難しいらしいので、これはトガリアミガサタケだと思うことにする。
岩手では栽培の研究が進められており、岩手の特産品となる日も遠くないかもしれない。
初めて見る人はツクシのバケモノみたいな見た目にビックリされるかもしれないが、これからはぜひ注目して欲しいキノコだ。
そして今年はもう1つ貴重なキノコと遭遇!
昨年は1本も見つけられず、もしやシロが終わってしまったのか?と危惧していたが、タイミングが合わなかったか不作の年だっただけのようで安心した。今年は豊作。
ちなみに左が成菌で右が幼菌。色は薄いが、幼くてもしっかり尖っていて可愛らしい。
実はよく似たもので「アシボソアミガサタケ」という種類もあるそうなのだが……胞子を顕微鏡で見てもなお判別が難しいらしいので、これはトガリアミガサタケだと思うことにする。
岩手では栽培の研究が進められており、岩手の特産品となる日も遠くないかもしれない。
初めて見る人はツクシのバケモノみたいな見た目にビックリされるかもしれないが、これからはぜひ注目して欲しいキノコだ。
そして今年はもう1つ貴重なキノコと遭遇!

アミガサタケとよく似ているが、こちらは「オオズキンカブリタケ」という別のキノコ。
実は過去に一度出会っているのだが、アミガサタケと一緒に生えていたので、いじけたアミガサタケだと思ってスルーしてしまった。
生えている状態を見ただけだと分かりづらいが、採取して触ってみると違いは歴然。
アミガサタケは柄がしっかりしており、意図して力を加えなければ折れることはない。一方オオズキンカブリタケは柄が非常にもろく、つまんだだけでも簡単にポロポロと崩れてしまう。
実は過去に一度出会っているのだが、アミガサタケと一緒に生えていたので、いじけたアミガサタケだと思ってスルーしてしまった。
生えている状態を見ただけだと分かりづらいが、採取して触ってみると違いは歴然。
アミガサタケは柄がしっかりしており、意図して力を加えなければ折れることはない。一方オオズキンカブリタケは柄が非常にもろく、つまんだだけでも簡単にポロポロと崩れてしまう。

断面を見るとさらに分かりやすい。
アミガサタケは柄と傘が一体化しているのに対し、オオズキンカブリタケは柄と傘が分かれており、簡単に外すことができる。また、柄の中心には何やら綿のようなフワフワしたものが詰まっていた。
一説によるとアミガサタケよりも美味しいとされているキノコらしい。
ただ、アミガサタケと同様に生の状態だと毒があるそうなので注意が必要。匂いを嗅いでみたところ、焼けたゴムを嗅いだ時に感じるような、頭痛や吐き気に繋がりそうなウッと来る匂いがアミガサタケよりも強いように感じた。
ひとまず屋外で乾燥させてみたが、まだ食べるには至っていない。果たして……。
アミガサタケは柄と傘が一体化しているのに対し、オオズキンカブリタケは柄と傘が分かれており、簡単に外すことができる。また、柄の中心には何やら綿のようなフワフワしたものが詰まっていた。
一説によるとアミガサタケよりも美味しいとされているキノコらしい。
ただ、アミガサタケと同様に生の状態だと毒があるそうなので注意が必要。匂いを嗅いでみたところ、焼けたゴムを嗅いだ時に感じるような、頭痛や吐き気に繋がりそうなウッと来る匂いがアミガサタケよりも強いように感じた。
ひとまず屋外で乾燥させてみたが、まだ食べるには至っていない。果たして……。

また、オオズキンカブリタケが生えていた付近で、こんなキノコも見つけた。
オオズキンカブリタケの幼菌かと思って撮影したのだが、先ほどのアミガサタケの幼菌と同様に、オオズキンカブリタケも幼菌の頃から傘のシワがハッキリとしているようだ。
こちらは「テンガイカブリタケ」という、また別のキノコであった可能性が高い。
オオズキンカブリタケの幼菌かと思って撮影したのだが、先ほどのアミガサタケの幼菌と同様に、オオズキンカブリタケも幼菌の頃から傘のシワがハッキリとしているようだ。
こちらは「テンガイカブリタケ」という、また別のキノコであった可能性が高い。

他にもこんなキノコを見つけた。
左は小さかったので写真だけ撮ってあまりその場で観察はしなかったが、拡大して柄の部分を見た感じだとおそらくエノキタケ。
右は「キララタケの仲間っぽいな」と思いながら撮影したものだが、後ほど図鑑で調べたところ、まさにキララタケで正解だったようだ。
まだまだ勉強中の身なので、こういう予想が当たると結構…いやかなり嬉しい。
左は小さかったので写真だけ撮ってあまりその場で観察はしなかったが、拡大して柄の部分を見た感じだとおそらくエノキタケ。
右は「キララタケの仲間っぽいな」と思いながら撮影したものだが、後ほど図鑑で調べたところ、まさにキララタケで正解だったようだ。
まだまだ勉強中の身なので、こういう予想が当たると結構…いやかなり嬉しい。

こんな面白い見た目のキノコも。
こちらは「シロキツネノサカズキ」もしくは「シロキツネノサカズキモドキ」のどちらかと思われる。
この2種は見た目の差はほとんどなく、顕微鏡で胞子のサイズを見なければ判別出来ないそうだ。
食べられるキノコではないが、山菜目当てで入った林内で山菜が見つけられず、しょんぼりしていたところに出会ったのでとても嬉しかった。
こちらは「シロキツネノサカズキ」もしくは「シロキツネノサカズキモドキ」のどちらかと思われる。
この2種は見た目の差はほとんどなく、顕微鏡で胞子のサイズを見なければ判別出来ないそうだ。
食べられるキノコではないが、山菜目当てで入った林内で山菜が見つけられず、しょんぼりしていたところに出会ったのでとても嬉しかった。
4月の花の様子

まずは私の中で「春のスタートを告げる花」としているショウジョウバカマ。
田んぼの畦道など日当たりの良い場所では一足先に緑が増えてくるが、日当たりの悪い山の中はこの花が咲き出してからようやく緑が増え始めるからである。
田んぼの畦道など日当たりの良い場所では一足先に緑が増えてくるが、日当たりの悪い山の中はこの花が咲き出してからようやく緑が増え始めるからである。

今年いつもより多く見かけたカタクリ。
というのも、普段はもっと遅くに山菜を見に行く場所に早めに行ったところ、山菜が無い代わりにカタクリが咲いていたというケースが多かったからだ。
今まで気付かなかったが、思ったよりどこにでも咲く花だったのかもしれない……。
というのも、普段はもっと遅くに山菜を見に行く場所に早めに行ったところ、山菜が無い代わりにカタクリが咲いていたというケースが多かったからだ。
今まで気付かなかったが、思ったよりどこにでも咲く花だったのかもしれない……。

上の2枚は同じキンポウゲ科イチリンソウ属である「アズマイチゲ」と「キクザキイチゲ」。
昨年は違いがよく分からなかったが、何枚も撮影して観察したところ、葉っぱが大きく異なることが分かった。
だがもう1つ見分けるポイントがあるらしい。アズマイチゲは花の根元が紫色になるそうだ。
上の写真をよく見ると、なるほど左側の写真は花の中心の黄色い部分の周りが黒っぽい。
昨年は違いがよく分からなかったが、何枚も撮影して観察したところ、葉っぱが大きく異なることが分かった。
だがもう1つ見分けるポイントがあるらしい。アズマイチゲは花の根元が紫色になるそうだ。
上の写真をよく見ると、なるほど左側の写真は花の中心の黄色い部分の周りが黒っぽい。

他の写真も載せておくので、ぜひ見分けて遊んでみて欲しい。

田んぼの畦道に咲いていたこちらの花、何気なく調べてみたら「カキドオシ」というものだそうだが、サラダに入れたりお茶にしたり、健康やダイエットに良いとされているといった情報が続々出てきた。
しかしどうも民間療法の域を出ない用法もあるようで、かえって健康を害する可能性もあり、素人判断で口にするのは危ないかもしれない。
……という情報を知る前に、実はちょっぴり紅茶に混ぜて飲んでみたのであった。シソ科ということで、確かにシソのような爽やかな香りがして、大変美味しかった。
しかしどうも民間療法の域を出ない用法もあるようで、かえって健康を害する可能性もあり、素人判断で口にするのは危ないかもしれない。
……という情報を知る前に、実はちょっぴり紅茶に混ぜて飲んでみたのであった。シソ科ということで、確かにシソのような爽やかな香りがして、大変美味しかった。

昨年4月の記事ではモミジの花を見つけていたが、今年見つけたのはカエデの花。
ウリハダカエデとかホソエカエデとか、カエデにも色々あるようでどれなのかはよく分からない。
とりあえずモミジとカエデの違いはハッキリと分かった。
ウリハダカエデとかホソエカエデとか、カエデにも色々あるようでどれなのかはよく分からない。
とりあえずモミジとカエデの違いはハッキリと分かった。

こちらはヤマブキの花。筆者宅周辺では4月下旬頃から咲き始める。
釣りの師匠である父によると、この花が咲きだすとヤマメなどの渓流魚の動きが良くなって釣りやすくなるとのこと。
またこの時期に釣れたヤマメのことを「ヤマブキヤマメ」と呼ぶようだ。
釣りの師匠である父によると、この花が咲きだすとヤマメなどの渓流魚の動きが良くなって釣りやすくなるとのこと。
またこの時期に釣れたヤマメのことを「ヤマブキヤマメ」と呼ぶようだ。

こちらは園芸植物だが、この時期散歩しているとよく見かける「スノーフレーク」の花。
スズランによく似ているが、ヒガンバナ科とのこと。しかし花はスズラン、葉はスイセンに似ていることから「スズランズイセン」という名で呼ばれることもあるそうだ。
ヒガンバナ、スズラン、スイセン……どれも毒がある花として有名……。
と来れば、この花も……そう、もちろん有毒である。観賞用として楽しもう。
スズランによく似ているが、ヒガンバナ科とのこと。しかし花はスズラン、葉はスイセンに似ていることから「スズランズイセン」という名で呼ばれることもあるそうだ。
ヒガンバナ、スズラン、スイセン……どれも毒がある花として有名……。
と来れば、この花も……そう、もちろん有毒である。観賞用として楽しもう。
4月の山で見つけた面白いもの
山菜を探して地面を見ていたら、クルミがたくさん落ちている場所があった。
しかもそのクルミ、よく見てみると……
しかもそのクルミ、よく見てみると……

どれもこれも、見事に中央にキレイに丸い穴が空いている。
リスが食べた跡だろうかと思っていたのだが、調べてみたところリスは縦に割って食べるらしい。
このように側面に穴を開けて食べるのは、アカネズミといった野ネズミの仕業だそうだ。
リスが食べた跡だろうかと思っていたのだが、調べてみたところリスは縦に割って食べるらしい。
このように側面に穴を開けて食べるのは、アカネズミといった野ネズミの仕業だそうだ。

昨年の秋にドングリがたくさん落ちていた場所に行ってみたところ、割れて中身が出ていた。
ドングリの時は地味な茶色なのに、中身は色鮮やか。カカオ豆っぽい。
ドングリの時は地味な茶色なのに、中身は色鮮やか。カカオ豆っぽい。

目線の高さにある鳥の巣を至近距離で見ることも出来た。しかも2つも。
左の写真をスマホで写真を見ていたところ「調べる」のアイコンが反応。押してみると「ツグミ属」と出てきた。
もう使われていない巣なので真偽のほどは分からないが、詳しい人が見れば巣だけで鳥の種類まで分かってしまうのかもしれない。確かに左と右の写真では、使われている素材や巣の形が全然違う。
以上、2025年4月の里山の様子をお届けした。
今年も1年、楽しい出会いがたくさんありそうだ。
左の写真をスマホで写真を見ていたところ「調べる」のアイコンが反応。押してみると「ツグミ属」と出てきた。
もう使われていない巣なので真偽のほどは分からないが、詳しい人が見れば巣だけで鳥の種類まで分かってしまうのかもしれない。確かに左と右の写真では、使われている素材や巣の形が全然違う。
以上、2025年4月の里山の様子をお届けした。
今年も1年、楽しい出会いがたくさんありそうだ。

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