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地元で愛されるお菓子「日光ぱん」と「石ころ」
2022.12.20
二戸市中心部にある「相馬屋」は大正15年創業の老舗の和洋菓子店です。
地元で長く愛されているお菓子をご紹介します。
二戸市福岡にある「相馬屋」
※放送時点の情報です。
二戸市の名物「日光ぱん」
明治時代に二戸にあった雑貨屋「日光屋」から広まったと言われ、現在では二戸市内の複数の菓子店でそれぞれに工夫を凝らした「日光ぱん」を販売しています。
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日光ぱん 1個140円

生地であんこを包み込み、細長い形に整えたらオーブンで焼き上げます。
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日々のおやつやお土産として親しまれているお菓子です。

ぱん、と言ってもこちらは「パン」ではなく和菓子です。表面には砂糖がまぶしてあります。
卵と砂糖と小麦粉のシンプルな材料で作った生地はふわっとしていて、中にはこしあんがずっしり詰まっています。生地とあんこのバランスがとてもいいです。
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相馬屋では初代から90年以上「日光ぱん」を作り続けています。

ちょっと甘すぎるなという声もあり、最近は甘さ控えめにしているそうですが、昔はもっと甘かったそうですよ。
 
相馬屋オリジナルのお菓子「石ころ」
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石ころ 1個140円

こちらは先代が新しいお菓子を作ろうとしたときに、
当時、川からきれいな石を拾ってきて庭や床の間に飾ることが流行っていて、二戸市内を流れる馬淵川でもきれいな石がとれたそうです。
お菓子の形が石に似ていることから「馬淵川の石ころ」と名付けたそうです。

表面がキラキラしているように見えますが、こちらはもちを凍らせて乾燥させた「氷もち」を細かく砕いてまぶしています。
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「石ころ」という名前とは裏腹に、とてもやわらかいお菓子で、中にはつぶあんが包まれています。
つぶあんの食感も感じられて、おもちのやわらかさがやさしいお菓子です。
相馬屋では日光ぱんや石ころの他にも「ざぶとんパイ」というお菓子も人気で、注文を受けてからパイにカスタードクリームを入れてくれるそうです。こちらも気になりますね。

先代の味を受け継ぎながら、これからも皆様に愛されるようなお菓子を作っていきたいと話すご主人。
各店舗の工夫を凝らした日光ぱんの食べ比べをしてみるのもいいのではないでしょうか。昔ながらの素朴な味をぜひ味わってみてください。
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お問い合わせ
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相馬屋
【住】二戸市福岡字田町35
【営】9:00~19:00
【休】1/1
【TEL】0195-23-2313
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