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大正から続く伝統の味「田老かりんとう」
2023.01.24
大正12年創業の老舗で、昭和三陸大津波と東日本大震災という2度にわたる苦難を乗り越えてきた宮古市田老にある「田中菓子舗」。

そんな長年愛される老舗が作る甘くて美味しいかりんとうと、おつまみにぴったりなかりんとうをご紹介します。
 
※放送時点の情報です
田老かりんとう
かりんとうといえば棒状のものが印象的ですが、田老かりんとうはうずまき模様の平べったいかりんとうなんです。
田老かりんとう 1袋 530円
全国的には棒状のかりんとうが一般的ですが、岩手県の沿岸の一部や内陸北部では平べったい形が昔ながらのかりんとう。
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田老かりんとうは小麦粉で作った生地を油で揚げ、仕上げに黒糖の蜜をからめています。

田中菓子舗では厳選した材料を使い、その日の気温や湿度によって生地の仕込みを調整。
うずまき模様の黒い部分には、黒糖を練りこみ油で揚げると凸凹とした独特の形になります。
形は創業当時から同じで、昔から受け継がれている形です。
黒蜜は職人が長年の経験で伝統の味を守っています。
おつまみかりんとう
仕上げに黒蜜ではなく、しおコショウを使ったかりんこチップスも人気です。
かりんこチップス 1袋280円
シンプルな素の味を楽しめますし、しおとコショウが効いていて美味しいです。
食べたらとまらなくなりますよ。
お客さんからは「ビールのおつまみに丁度いい」と言われているそう。
田中さんの祖父の代から始まり、家族が中心となってお店を支えてきた田中菓子舗。

2代目だった田中さんの母・ソノさんは嫁いできてからかりんとう作りを覚え、その味をしっかりと守り抜きました。
その母との思い出が、歌になっています。
当時、帰り道や実家に帰るときに歩きながら話した思い出話をウクレレ奏者のDaisy☆どぶゆきさんが詩を起こして曲をつけてくれたのだそうです。

この歌を聴いたときお母さんのことを思い出して、この店をちゃんと守っていこうと思ったと話す田中さん。
毎日毎日同じものを作っていますが、「前の日よりももっとおいしいものを作ろう」という思いで挑んでいるそう。
「田老に行ったらかりんとう」というようになれたらいいなという思いで頑張っています。


街に出て田老かりんとうの魅力を伺いました!
生まれた時から食べている方や、美味しいからお孫さんにも贈ったという方がいましたよ。

生まれた頃から食べている味があるのは嬉しいことですよね。
昔ながらのうずまき模様の形と美味しさ、味わってみてください。
お問い合わせ
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田中菓子舗
【住】宮古市田老1-13-6
【営】10:00~16:00
【休】不定休
【駐車場】あり
【TEL】0193-65-8707
5きげんテレビの画像
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