![滴生舎~浄法寺塗の器~の画像](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/04.jpg)
滴生舎~浄法寺塗の器~
2023.09.22
品質が高い浄法寺漆を使って作られている浄法寺塗。
二戸市浄法寺町にある滴生舎では希少な浄法寺の漆を使った器を制作、展示販売しています。
長く使い続けたい素敵な器をご紹介します。
二戸市浄法寺町にある滴生舎では希少な浄法寺の漆を使った器を制作、展示販売しています。
長く使い続けたい素敵な器をご紹介します。
※放送時点の情報です。
希少な国産漆
漆の産地二戸市浄法寺町にある「滴生舎」には展示販売を行うショールームと漆器制作工房があります。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/01.jpg)
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/02.jpg)
日本で使われている漆の約93%が中国産。浄法寺では希少な国産漆の81%を生産しています。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/03.jpg)
浄法寺の漆は見た目の美しさや触り心地の良さはもちろん、文化財の建造物にも使われていて、その品質の高さも評価されています。
ショールームには浄法寺漆を使用した器が並んでいます。
ショールームには浄法寺漆を使用した器が並んでいます。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/05.jpg)
ひとつの器ができるまで
ショールームからはガラス越しに制作工房を見学することができます。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/06.jpg)
こちらはお椀の内側を塗っているところで、まだ2層目とのこと。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/07.jpg)
「中塗り」という塗り重ねと研磨の作業を6回程繰り返し、6層の層を作り、それからようやく仕上げ塗りに入ります。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/08.jpg)
こちらではお椀が出来るまでの工程を紹介しています。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/09.jpg)
まず九州の職人さんに木の器を作ってもらい、そこから漆塗りの仕事が始まります。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/10.jpg)
木の器から商品になるまでに最低3か月はかかるそうです。
多くの手間と技が込められているんですね。
多くの手間と技が込められているんですね。
自分だけの器
浄法寺漆を使った器を持ってみると、サラっとした感触で、持った瞬間に手にしっくり馴染みます。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/14.jpg)
物によって厚みなどにも工夫があるので、ぜひいろいろな商品を実際に持って比べてみると、好みの器に出会えるかもしれませんよ。
こちらは「ねそり」というカップです。
こちらは「ねそり」というカップです。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/11.jpg)
手に取った時や唇にあてた時の感触や馴染みの良さが漆器ならでは。お茶やコーヒーの時間が楽しくなりそうです。
こちらはお弁当箱です。
こちらはお弁当箱です。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/12.jpg)
こんな素敵なお弁当箱なら何を入れても映えますよね。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/13.jpg)
こちらのふたつの器は新品の器と使い込んだ器です。
![](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/article/20230922_gohoubi/15.jpg)
毎日使って洗って拭いての繰り返しで少しずつ磨かれた器は、使い込むほどに艶が出ます。
日々使うものですから、ぶつけたりして傷がついてしまった場合は相談すれば修理も対応してくれるとのこと。
長く使い続けることができる浄法寺塗りの器を手に取ってみてはいかがでしょうか。
日々使うものですから、ぶつけたりして傷がついてしまった場合は相談すれば修理も対応してくれるとのこと。
長く使い続けることができる浄法寺塗りの器を手に取ってみてはいかがでしょうか。
動画はこちらから!
![5きげんテレビの画像](https://img.retsta.jp/tvi/media/1/writer/5kigen_2.jpg)
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