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一関市の「もち食文化」を調査!
2024.10.07
今回は県南、一関市の「もち食文化」を紹介します。どんな食文化なのでしょうか。
美味しいお餅が食べられるグルメスポット情報もありますよ♪
※放送時点の情報です。
一関市に根付く「もち食文化」
一関市のもち食文化の由来は遡ること400年、当時の伊達藩が推奨した毎月1日と15日に餅を神仏に供える習わしが始まりとされています。
まずは一関駅で市民の方にどのくらいのペースでお餅を食べているのか聞いてみました。
法事や結婚式で来たお客様に食べてもらうなどの催し物の時に加え、お盆と正月は必ず食べるとのこと。
また、友人と会った時や家族で外食に行った時など、日常的にも餅を食べるそうですよ。
一関市の食文化を調べて、お餅を食べに来たという観光客の方もいらっしゃいました。
様々なもちイベントを開催!
「全国もちフェスティバル」や「もちマイスター検定」のポスターを見つけ、お話を伺うことに。
この気になるイベントをプロデュースしている金森さんは一関市独自のもちマイスターの資格をもち、食文化にも詳しい方なんです。
一関地区にもち文化が広がった背景について伺うと、
この地域は伊達藩に属していて、豊かな稲作文化が広がっていた地域なんですが、お米自体は上納するので、保存食として様々なもち文化が広がっていたようです。
江戸時代から明治、昭和と年間50回以上も餅を食べているという記録が残っているとのこと。

先ほどのポスターにもあった「もちマイスター」について聞いてみると、もち食文化を次の世代に継承していく餅のプロを育成して、どんどん広めていこうということで始まった検定なのだそうです。
美味しいお餅が食べられるグルメスポット
この日、金森さんは、今月開催する全国もちフェスティバルの打ち合わせ中でした。
そこに同席していた、地元出身のイラストレーター有華さんも小さい頃からよくお餅を食べていたそうです。
そんな有華さんおすすめの美味しいお餅が食べられるグルメスポットが、道の駅厳美渓にあるもち食レストラン「ペッタンくん」です。
こちらでは、明太チーズもちグラタンや5種類のお餅が味わえるセットなどが人気です。
駅長の小野寺さんにお話を伺いました。
お餅は特徴としてあんことかずんだとか甘いものをかけるのが特徴です。
なのでお食事にもなりますし、ちょっとしたスイーツにもなると思っていますので、皆様のお越しをおもちしております。
一関の風土を感じられる田園風景
金森さんに一関市のもち食文化を感じられる場所はないか聞いてみました。
今まさに稲刈りの時期ですので、「一関遊水地」をご紹介したいと思います。
ということで、金森さんに一関遊水地まで案内していただきました。 もち食の原点とも言える農山村風景――素晴らしい田園風景が広がっています。
秋の季節を迎えると、やはり稲作が豊富なんだなと実感できる風景です。
もち食文化を今後どのように広めていくのか、金森さんに伺いました。
この地域ではもち米の王様と呼ばれる「こがねもち」が有名で、米の収穫から、餅つき、振る舞いまで地域イベントとして非常に盛んな地域なので、今後も「もち」の様々な形態を紹介していきたいです。
もちマイスターのおすすめグルメスポット
最後に、金森さんのおすすめのグルメスポット「松栄堂」へ向かいました。
創業明治36年の松栄堂総本店では地元産の原料にこだわったお菓子のほか、喫茶コーナーでは餅料理を提供しています。
松栄堂総本店
一関市地主町
夏は「ずんだ」、秋は「くるみ」「エゴマ」が美味しい季節ということで、くるみもちとずんだもちをそれぞれいただきました。
くるみもち 605円
ずんだもち 715円
お餅がとてももっちりしていて美味しいです。
全国もちフェスティバル
今月開催のもちフェスティバル、今年のメインは「もちまき」とのことで、 なんと去年の倍の2万個(2日間の合計)もちまきしますので、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。
全国もちフェスティバル2024
会場:一関ヒロセユードーム健康広場
10月12日(土)13日(日)開催/全国各地の「ご当地もち」の販売など
※もちフェスティバルは終了しました。
一関市でお餅の美味しさを味わってみてくださいね!
動画はこちらから!
5きげんテレビの画像
テレビ岩手で
月曜~木曜:午後4時45分~午後5時53分
金曜:午後3時50分~午後5時53分
に放送中!
番組内で紹介した話題を記事にしてお届けします。
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