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宮古が誇る絶品漁師メシ!
2023.10.19
沿岸の宮古市で、旬のスルメイカの美味しい食べ方を聞き込み調査!
定番のお刺身や地元ならではの食べ方を紹介しますよ。
※放送時点の情報です。
水揚げ直後の海産物
岩手県は全国でも漁港の数が多い県で、その数は実に97ヶ所!
旬の海産物で賑わう港に行けば、その土地ならではの絶品料理が見つかるはず…
ということで、まずは「宮古市魚市場」へやってきました。
マダラ、サンマ、タコなど、水揚げされる海産物が豊富なことでも知られる市場です。
今、最も旬な海産物は宮古市の特産品でもある「スルメイカ」。
港からほど近い三陸沖が漁場ということもあり、宮古のスルメイカは鮮度が抜群です。

そのため、地元の漁師さんたちがどんな食べ方をするか聞いてみると、「刺身で食べる」という答えがほとんど。
さらなる情報を求めて聞き込みを続けていると、「美味しい食べ方を聞くなら魚菜市場が良い」との情報をゲットしました。
やっぱりお刺身がお勧め
ということで、港から10分ほど車を走らせて「宮古市魚菜市場」へ。
およそ10軒の魚屋さんが軒を連ねる、お刺身や様々な加工品が並ぶ市場です。

こちらでも宮古市ならではの絶品スルメイカ料理を求めて、聞き込みを開始しますが…
やはり一番にお勧めされたのは「お刺身」。
揚がったばかりのイカをさばいているというので、覗かせていただきました。

「イカさばいているところを撮ってもいいですか?」
「手切ったらどうすっぺなぁ~」
突然お邪魔してすみません!
でも全然緊張される様子のない岩船商店代表の岡田さん。鮮度を損なわないよう、手際良くイカをさばいていきます。さすがこの道30年。
宮古ならではのイカの魅力を伺うと…

「やっぱり鮮度だべな。今日獲れたイカをそのまま朝ここに持ってきて刺身にするから。これが例えば明日にさばくとなると、もうダメなんですよ。色が付いてベチャッとなっちゃって、キレイに見えなくなる。」

とのこと。
また時期によってイカの柔らかさが変わるそうで、今の時期はサイズがあまり大きくないので柔らかいそうです。

お話しながらも慣れた手つきでさばいてくださったお刺身を、早速いただきます!
スルメイカの刺身 580円
すごくキレイですね!!
柔らかいけど、イカが持つ弾力がしっかりあり、「イカってこんなに甘いんだ」というほど甘さがあります。
本当にさばきたてだと分かる味でした♪
ついに発見!地元の味
新鮮なお刺身をいただき大満足ですが、地元ならではの家庭の味も知りたい!
再び聞き込みを開始します。すると…
三上商店の店長である坂本さんから、「醤油漬け」を教えていただきました。
地元では醤油に漬ける風習があり、スルメイカの場合は焼いて食べるそうです。
スルメイカ醤油漬け 1杯250円
こちらがその、宮古の家庭で食べられているという「スルメイカの醤油漬け」。
開いたイカを一晩、醤油をベースにしたタレに漬け込んで作ります。
醤油だけだとしょっぱくなるので、三上商店さんでは50年以上受け継がれてきた秘伝のタレを使っているそうです。
醤油以外に何が入っているかは企業秘密☆
家庭やお店によって漬けダレが違うので、それぞれ好みや贔屓があるようですよ。


美味しい焼き方のコツを伺うと…

「いいよ適当で。焼き目がつけば食べ頃。仕事があるんだよ俺は。」

突然お邪魔してすみません!
ですが、そう言いながらも焼きやすいようにキレイに切ってくださいました。
特別に市場からガスコンロをお借りして、いざ実食!
香ばしい醤油の香りがしっかり漂い、焼き色も付いてそろそろ食べ頃♪

美味しい!

焼いてもすごく柔らかく、秘伝の醤油のタレのくどくないしょっぱさが、イカのうま味を引き立てて絶品です。
宮古の方々から愛されている理由が分かる、素晴らしい食べ方でした。



みなさんも旬の海産物や、地元ならではの食べ方を探しに、秋の宮古に行ってみませんか?
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