ユニークな家具・木工作品～おりつめ木工・雫石町～

2024.05.12

素敵な時間やもの、自然などを紹介するコーナー「いわての５ほうび」。
今回は、見ていて楽しい気分になる雫石町「おりつめ木工」の家具や木工作品を紹介します。

「さちの椅子」!? おりつめ木工・雫石町「東北ミライ」 TWO=「2」／福田繁雄さん福田繫雄さんデザインの作品今後の作品作りについてお問い合わせ動画はこちらから

「さちの椅子」!?

子供用のイスが横から見ると「さ」の字。反対側から見ると「ち」。
「さちの椅子」ユニークでユーモアあふれる楽しい作品です。

おりつめ木工・雫石町

ユニークな家具を作っているのは雫石町「おりつめ木工」の和山忠吉さんです。
技能五輪での活躍や日本クラフト展入賞などの経歴を持っています。

「東北ミライ」

「東北ミライ」は震災の津波でほとんど流された高田松原の７万本の赤松で何か作りたいと思ったのがきっかけ。引き出しのように見せて横に開くトリックアートのような作品です。
実用性もありながらユーモアあふれる家具になっています。

TWO=「2」／福田繁雄さん

アルファベットの形を生かした子供用のイス。和山さんにとって大切な作品です。
二戸市で開催された福田繁雄さんのFUKUDA塾で「2」というテーマで公募展がありその時に
制作したもの。日本を代表するグラフィックデザイナー福田繁雄さんのデザインした作品を
一緒に作った経験が和山さんに大きな影響をもたらします。

福田繫雄さんデザインの作品

「銀河鉄道郵便往復箱」
　　　切り込みに奥の縦の板、横の板が合うとすき間がなくつながって見えるトリックアート
　　　のよう。福田繫雄さんのスケッチを参考に制作した。
「出る釘になれ」
　　　ハンマーが曲がっている。出る杭は打たれると言われるが打たれても良いからとにかく
　　　前に出るイメージ。メッセージ性を持っている。
「三角小椅子」
　　　イスの小さな背もたれがテーブルの脚へと役目を変えます。

和山さん「コンクールに出しなさいと福田先生がよく申込用紙を持ってくる。そこで色んな
　　　　　賞をいただいて自信がついた」

今後の作品作りについて