岩手県道1号ドライブ旅〜西和賀町での出会いや発見〜
2023.09.14
盛岡市と西和賀町を結ぶ岩手県道1号(盛岡横手線)。
この道を辿って行くと、気になる動植物、素敵なお店、最後は温泉と、様々な出会いがありましたよ。
この道を辿って行くと、気になる動植物、素敵なお店、最後は温泉と、様々な出会いがありましたよ。
※放送時点の情報です。
盛岡市からスタート!
岩手県道1号は、盛岡地方裁判所前の交差点が起点。
この場所から旅をスタートします!
この場所から旅をスタートします!
県道1号はとにかく長い道路。途中で国道や他の県道と合流し、重複する区間というのもあります。
皆さんが普段通っている道も知らず知らず、県道1号だったということもあると思いますよ。
皆さんが普段通っている道も知らず知らず、県道1号だったということもあると思いますよ。
しばらく国道46号と合流していましたが、御所湖周辺から再び県道1号の単独区間へ。
雫石町を通過し、西和賀町に入りました。
雫石町を通過し、西和賀町に入りました。
気になる畑発見!
道沿いに気になるものを見つけました。揺れる稲穂の向こうで、何かを栽培しているようです。
話を聞きに行ってみると、その農産物の正体は「りんどう」。
秋のお彼岸に向け、摘み取りが行われているところでした。
秋のお彼岸に向け、摘み取りが行われているところでした。
こちらのりんどうは「錦秋の風」という西和賀町オリジナルの品種。
西和賀にある「錦秋湖」から名前を取っているそうです。
今年は猛暑で大変でしたが、なんとか収穫まで漕ぎ着けることができたとのこと。
今が1年で一番忙しいというりんどう農家の南川さんに、摘み取りが1段落したら何をしたいか尋ねると…
西和賀にある「錦秋湖」から名前を取っているそうです。
今年は猛暑で大変でしたが、なんとか収穫まで漕ぎ着けることができたとのこと。
今が1年で一番忙しいというりんどう農家の南川さんに、摘み取りが1段落したら何をしたいか尋ねると…
「睡眠時間もあまり取れないのでね、ゆっくり寝たいですね。」
とおっしゃっていました。お疲れ様です…。
とおっしゃっていました。お疲れ様です…。
気になる動物発見!
りんどう畑をあとにして、再び県道1号をさらに南へひた走ると…
何か生き物を発見!
思わず車を止めて近づくと、かわいいヒツジが居ました。
思わず車を止めて近づくと、かわいいヒツジが居ました。
ちょうどおやつタイムで駆け寄ってくる5頭のヒツジ。
「育ち盛り、伸び盛りですね〜」
「そして」
「はい」
「11月頃に」
「うん」
「ラム肉に出荷されます」
「えっ」
ペットとして飼われているヒツジではありませんでした…
「ペットじゃないんですよ~。経営の一環ですよ~。」
そう語る吉田さんは、もともと西和賀町で牛を育てていましたが、自身の体力のことも考え、5年ほど前にヒツジに変えたそうです。
今ではヒツジを飼っているような、ヒツジに飼われているような生活なんだとか。
「育ち盛り、伸び盛りですね〜」
「そして」
「はい」
「11月頃に」
「うん」
「ラム肉に出荷されます」
「えっ」
ペットとして飼われているヒツジではありませんでした…
「ペットじゃないんですよ~。経営の一環ですよ~。」
そう語る吉田さんは、もともと西和賀町で牛を育てていましたが、自身の体力のことも考え、5年ほど前にヒツジに変えたそうです。
今ではヒツジを飼っているような、ヒツジに飼われているような生活なんだとか。
西和賀町の名物おやつ発見!
小腹が空いたので産直「里の恵」に寄り道。
西和賀町の名物おやつ「ビスケットの天ぷら」がありました♪
西和賀町の名物おやつ「ビスケットの天ぷら」がありました♪
ビスケットの天ぷら 3個入 220円
優しい甘さに癒されてリフレッシュ。
おいしいですよね、ビスケットの天ぷら。
おいしいですよね、ビスケットの天ぷら。
素敵なお店発見!
さらに進んで右に見えてきた橋を渡り、国道107号と合流。
秋田県の横手市まで続くこの道を、そのまま進んでいくと…
秋田県の横手市まで続くこの道を、そのまま進んでいくと…
気になる看板を発見!
看板の近くの林の中に、お店がありました。
看板の近くの林の中に、お店がありました。
こちらのお店「nokka」は、工藤 博さん・智美さんのご夫妻がやられているお店で、店内にはぬくもり溢れる手作りの木工品が並んでいました。
木製の紙コップホルダー kotti 1個 1,980円
こちらは紙コップホルダー。使用しない時はこのように専用スタンドに立てておくと、オブジェのように楽しめます。
使う時はこのように紙コップにセット。
紙コップだけだと熱いコーヒーが持ちにくかったり、風でコップが倒れたりと困ることが多いですが、このホルダーをセットするとマグカップのように飲むことが出来るんです。これは便利ですね。
紙コップだけだと熱いコーヒーが持ちにくかったり、風でコップが倒れたりと困ることが多いですが、このホルダーをセットするとマグカップのように飲むことが出来るんです。これは便利ですね。
なんと夫の博さんは、ソルトレークシティーオリンピックにも出場していたノルディックスキーの元選手!
現役引退後は仙台市で木工職人としての腕を磨き、4年前に妻の智美さんの故郷である西和賀町に住まいと工房を移したそうです。
かつてノルディックスキーで北欧を転戦していた際に訪れた、北欧の田舎町の風景に似ている西和賀町に惚れ込んだとのこと。
現役引退後は仙台市で木工職人としての腕を磨き、4年前に妻の智美さんの故郷である西和賀町に住まいと工房を移したそうです。
かつてノルディックスキーで北欧を転戦していた際に訪れた、北欧の田舎町の風景に似ている西和賀町に惚れ込んだとのこと。
そんな博さんと共に故郷へユーターンした智美さんは、薬剤師としての知識も生かしたオリジナルブレンドのハーブティーを販売しています。
来月にはもう1軒、ハーブティーが飲めるお店をオープンする予定とのことで、こちらも楽しみですね。
来月にはもう1軒、ハーブティーが飲めるお店をオープンする予定とのことで、こちらも楽しみですね。
旅の終わりにひとっ風呂
県道1号の旅もそろそろ終わり。
お隣秋田との県境近くにある巣郷温泉の宿「大扇」で、日帰り入浴を楽しみます。
お隣秋田との県境近くにある巣郷温泉の宿「大扇」で、日帰り入浴を楽しみます。
巣郷温泉のお湯は独特の香りで、他の温泉では嗅いだことがない、ちょっと油のような匂いがします。
浸かっている間は人によっては抵抗ある匂いかもしれませんが、湯上がりの肌からはすごく良い香りがしますよ。
この道を行き交う人たちの足の疲れ、身体の疲れを癒してきた。そんな歴史を感じる温泉でした。
浸かっている間は人によっては抵抗ある匂いかもしれませんが、湯上がりの肌からはすごく良い香りがしますよ。
この道を行き交う人たちの足の疲れ、身体の疲れを癒してきた。そんな歴史を感じる温泉でした。
県道1号はここから先、まだまだ秋田県横手市まで続きますが、ひとまず岩手側の終点はここまで。
走っていて「信号が少ない道」「燃費良く走れる道」と感じる県道でした。
ガソリンの価格が気になるこの秋、ドライブを楽しむのに県道1号はおすすめですよ。
走っていて「信号が少ない道」「燃費良く走れる道」と感じる県道でした。
ガソリンの価格が気になるこの秋、ドライブを楽しむのに県道1号はおすすめですよ。
関連記事
おすすめ
記事ランキング
おすすめ