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5きげん特派員〜さんま焼き師認定試験を体験〜
2024.07.31
視聴者の皆さんからの情報をもとに、渡辺裕太さんが徹底的に調査する「裕太くんに教えたい! 私が5きげん特派員」のコーナー。
本州一のさんま水揚げ量を誇る大船渡市で、「さんま焼き師認定試験」を体験してきました。
さんまをより美味しく焼く技術がたくさんありましたよ。
※放送時点の情報です。
さんま焼き師とは
「さんま焼き師」とは、さんまを美味しく焼いて食べるための資格で、1日目の実技試験と2日目の筆記試験で認定を受けられるそうです。
さんまの町大船渡をPRしようと2016年からスタートしたこちらの認定試験は、大船渡市でしか取れない資格ということもあり、全国各地から参加者が集います。
さんま焼き師は現在で500人以上認定されているそうです。

そしてこの認定試験で師範を務めるのはさんま焼き師歴40年以上の田端さんです。
田端さん曰く、道具、炭の起こし方から習得して、どこでも美味しいさんまを焼けるようになってこそさんま焼き師になれるといいます。
また、今はさんま1匹の値段も上がってきているため、その1匹をぜひ美味しく焼いて食べてほしいとの思いがあるそうです。

過去には東京タワーで3,333匹のさんまを無料配布したこともあり、焼き師になった方にはそのようなイベントへの協力依頼も届いたりするそうですよ。
さんま焼き師の講習に参加!
この日は新規取得と免許更新の方で72人の参加者がいました。
道具の説明を終えると、火起こし、焼き方、配膳の順に講義が進みます。

火起こし

  • 木炭を焼き台に「井」型に組み着火する
  • 小さい木片などで全体に回るように火を移す
  • 30分見て、火が安定するのを待つ

焼き方

  • 焼き網に油を馴染ませる
    焼きはじめや、冷えた網はさんまの皮が引っ付きやすいため注意が必要です
  • 焼き台に向かってさんまの腹を左にして並べる(さんまにはあらかじめ塩を振っておく)
    さんまの腹を左にして焼き始めるのは、盛り付けた時に下になる面を先に焼くためだそうです
    一度網に置いたらあまり動かさないのがポイントです
  • 適宜、水で火を消しながら炭の温度調節をする
    (舞った炭がさんまにつかないように)


 
焼き具合の目安
  • 最初の片面はさんまのふちがキツネ色になるまでじっくり火を入れる
  • さんまを返したら3分程度火を入れる
    さんまは火ではなく熱で焼くというのが大船渡流です
師範から教えてもらった極意の詰まったさんまは皮はパリパリ、実はしっとりでとても美味しいです!
最近漁獲量が減ってきてはいますが、秋の風物詩であるさんまをこれからもたくさんの方に食べてほしいという思いで焼いていきたいと焼き師の方達は語ってくれました。
お問い合わせ
一般社団法人大船渡市観光物産協会
【住】大船渡市大船渡町
【TEL】0192-21-1922
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テレビ岩手で
月曜~木曜:午後4時45分~午後5時53分
金曜:午後3時50分~午後5時53分
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